マレーシアでお土産の購入を検討している時、

マレーシアって何が有名?何を買えばいいの?
…という疑問を抱えていませんか?
この記事ではマレーシア現地在住者の立場から、長年私自身が実際に一時帰国のたびにお土産用に購入しているもの&普段の生活の中で愛用しているものを厳選し、最新の土産情報を取り入れたお土産特集として紹介します。
マレーシア(クアラルンプール)おすすめ土産ランキング

マレーシア定番土産は、
- ホワイトコーヒー
- ベリーズのチョコ
- BOHの紅茶
- PoPoフィッシュムルク
価格が安いものをばらまき土産にしたい時は、PoPoのフィッシュムルクがおすすめです。
なお、上記ランキング表にあるお土産アイテムは、全てクアラルンプールで購入できるものになります。
飲み物のお土産
オリエンタルコピのホワイトコーヒー

- 商品名:Oriental Kopi White Coffee(Classic)
- 参考価格:RM19.50程度<約585円>
- 販売場所:オリエンタルコピの店舗、セントラルマーケットなど
マレーシアのインスタントホワイトコーヒーには多数のブランドがあり、現地のスーパーでは様々な商品が購入できます。
そんな中、最近「これ、美味しいな!」と感じたものがオリエンタルコピのホワイトコーヒー。
オリエンタルコピは近年マレーシアで人気を博しているコピティアムチェーンで、クアラルンプールのほか、ペナン、ペナン、ジョホール、サラワク、シンガポールなど、どんどん店舗を拡大しています。

オリエンタルコピのホワイトコーヒー商品にはクラシックのほか、ロースト、砂糖なし、ヘーゼルナッツ、ヒマラヤソルトなど様々な商品があります。
上記画像は炭焼きしたローストのホワイトコーヒー。
オリエンタルコピのホワイトコーヒーは、定番ブランドのオールドタウンより美味しいと感じています。


飲み物のお土産ではありませんが、オリエンタルコピで販売されているパイナップルタルトもお土産におすすめです。
マレーシアでは珍しい個装タイプのパイナップルタルトで、ばらまき土産に適しています。

オールドタウンホワイトコーヒー

- 商品名:OldTown White Coffee
- 参考価格:RM21程度<約630円>
- 販売場所:スーパー、土産店、空港など
マレーシアで最も有名なインスタントホワイトコーヒーブランド、オールドタウンホワイトコーヒー。
やや甘みが強めなので、好き嫌いが分かれますが、疲れた時に飲むと美味しく感じます。

均記ホワイトコーヒー&コピオー

- 商品名:Koon Kee White Coffee
- 参考価格:RM39(15パック入りセット商品)<約1,170円>
- 販売場所:土産店、スーパー、空港など
ペナンの老舗、均記(Koon Kee)が手がけるホワイトコーヒーも美味しいです。
均記のホワイトコーヒーは、空港の土産店や一部のスーパーで取り扱いがあります。
均記のコピオーやコピオーコソンは、クアラルンプールではあまり販売されていない商品なので、ペナンのスーパーで購入する方が簡単です。

BOHの紅茶

- 商品名:BOH キャメロニアンゴールドブレンド
- 参考価格:RM5.80〜(20パック入り)<約174円>
- 販売場所:スーパーや空港
マレーシアを代表する紅茶ブランドのBOH(ボー)。
万人受けするおすすめ商品は、キャメロニアンゴールドブレンド。
シンプルなブラックティーですが、紅茶そのものの美味しさを味わうことができます。
フレーバーティーなら、ライチwithローズが人気です。
BOHの紅茶はアマゾンでも購入できますが、マレーシア現地価格と比較してかなり割高なので、マレーシアでまとめて購入することをおすすめします。

キットカットチョコドリンク

- 商品名:キットカットチョコレートドリンク
- 参考価格:RM15.90〜(10パック入り)<約477円>
- 販売場所:スーパー
2024年に発売されたキットカットチョコレートドリンク。
ネスレマレーシアが手がける新商品で、世界初のキットカットドリンクになります。
「飲むキットカット」と言えるユニークな飲み物です。

ハンドレッドプラス

- 商品名:100 Plus
- 参考価格:RM1.70〜(325mlの缶)<約51円>
- 販売場所:スーパーやコンビニなど
マレーシアで定番のアイソトニック飲料、100 Plus(ハンドレッドプラス)。
炭酸入りのスポーツドリンクで、暑い時に飲むと爽快感があります。
正直、100 Plusの味に慣れると、ポカリスエットやアクエリアスを飲んだ時に物足りなさを感じるようになります。

お菓子&スナックのお土産
ベリーズチョコレート

- 商品名:Beryl’sのティラミスアーモンドチョコレート
- 参考価格:65g入りRM7.50(約225円)
- 販売場所:Beryl’s直営店、スーパー、空港など
一番人気はティラミスアーモンドチョコレート。
ベリーズはチョコレートが有名ですが、そのクッキー商品にも美味しいものがたくさんあります。(ココナッツウエハーロールがおすすめです)
近年、ベリーズでは新商品がどんどん発売されていて、新しい商品のなかではジャンドゥーヤを使った商品がおすすめです。
ナッツの香ばしさを感じることができる濃厚なチョコレートの味にハマります。
B Crispyというジャンドゥーヤを使ったウエハーなど、美味しい商品が増えています。

パイナップルタルト

- 商品名:パイナップルタルト
- 参考価格:RM16〜<約480円〜>
- 販売場所:ベーカリーやマラッカの土産店など
マラッカに行くと、美味しいニョニャのパイナップルタルトを購入することができますが、パイナップルタルト自体はマレーシアのベーカリーや土産店でも購入可能です。
春節前になると様々なクッキーやお菓子が登場するので、春節前後にマレーシアに遊びに来る予定がある時は現地でクッキーを購入する形がおすすめです。

本記事の冒頭で紹介したように、オリエンタルコピのパイナップルタルトは個装になっているので、日持ちするものを探していたり、ばらまき土産にするなら、オリエンタルコピの商品が便利です。ただ、マレーシアで一般的なパイナップルタルトと比較して価格は高めになっています。
ムルク

- 商品名:PoPo Fish Muruku
- 参考価格:RM1.50〜RM6.50程度(複数のサイズ展開あり)<約45円〜195円>
- 販売場所:スーパーや空港
インド式ムルクは、スパイシーなスナックが好きな人におすすめのお土産で、おつまみとして食べても美味しいです。
一方、赤ちゃんがデザインされたパッケージのPopo Fish Murukuは、インド式とは異なり全く辛くない味のムルクになります。
PoPoは価格が非常に安いので、激安のばらまき土産を探している時におすすめの商品です。

ドドル

- 商品名:MamamidahのDodol
- 参考価格:RM15程度<約450円>
- 販売場所:セントラルマーケット、土産店、スーパーなど
グラマラッカ(ココナッツパームシュガー)を使って作られるドドル。
インドネシア発祥のお菓子ですが、マレーシアでも一般的です。
ドドルには美味しいものと美味しくないものがあり、おすすめのブランドはマラッカのMamamidahの商品。
Mamamidahのドドルはクアラルンプールでも取り扱いがあり、一部のスーパーやセントラルマーケットで購入できます。(セントラルマーケットにあるPasar Besarは品揃えが豊富です)

ばらまきできるお菓子&クッキー

ミロナゲッツ、ヒマラヤソルトキャンディー、Julie’sのクッキー、マミーのビスケットは、どれもマレーシアのスーパーで買えるお菓子で格安価格です。
クッキー商品のおすすめはマミーとJulie’s。
マミーは日本円にして数十円という安さのクッキー商品があり、素朴な味で美味しいです。

Lot100のフルーツグミも旅行者に人気のお土産商品で、マンゴー味が人気になっています。

食べ物のお土産
カヤジャム

- 商品名:Kaya
- 参考価格:RM10程度〜<約300円〜>
- 販売場所:コピティアム、ベーカリー、カフェなど
マレーシアで食べたカヤトーストの味を自宅で再現したい時は、カヤをお土産に買っていくことをおすすめします。
カヤはスーパーでも買えますが、スーパーで販売されているカヤは美味しくないものが多いです。
美味しいカヤを求めている場合は、カヤトーストが有名なコピティアムなど、購入場所を選ぶと満足度の高いカヤを購入することができます。
おすすめの購入場所詳細は、以下の記事で紹介しています。

ナッツ&グラノーラ

- 商品名:Amazin’ Graze Pandan Coconut Nut Mix
- 参考価格:RM13.90<約417円>
- 販売場所:スーパー(Jaya GorcerやVillage Grocerなど)
マレーシアのAmazin’ Grazeが手がけるミックスナッツ。
パンダン&ココナッツ風味やカレー風味など、アジアンテイストのミックスナッツ商品が充実しています。

インスタント麺

- 商品名:Penang White Curry Instant Noodle
- 参考価格:RM8.44程度<約253円>
- 販売場所:スーパー
世界のインスタント麺の格付けを独自に行うThe Ramen RaterのHans Lieneschさんに取り上げられてから一躍有名になったPenang White Curry Instant Noodle。
インスタント商品であるものの、割とホワイトカレーらしさが再現されています。(ただ、化学調味料の味がかなり強めです)
インドネシアの商品になりますが、ミーゴレン商品であればIndomieとMi Sedaapが美味しいです。
ペナンのホワイトカレーよりも万人受けする味になっています。


調味料のお土産
サンバルソース

- 商品名:Village Park Restaurant Nasi Lemak Sambal
- 参考価格:RM17.90<約537円>
- 販売場所:Jaya GrocerまたはGrabMart
2023年に登場したVillage Park Restaurant Nasi Lemak Sambal。
Nasi Lemakの名店として知られるビレッジパークレストランが開発に関わったサンバルソースで、スーパーのJaya GrocerやGrabMart経由で購入できます。
お店の味そのままの非常に美味しいサンバルです。

料理用ソースやスープの素

バクテーの素など各種薬膳スープの素を購入すると、自宅で簡単に身体に優しいスープを作ることができます。
Brahim’sのカリーチキンの素やOne Fine Shopのタマリンドカレーの素もおすすめです。(One Fine Shopの商品は、スーパーのJaya Grocerで取り扱っていることが多いです)


ファッション&スキンケアのお土産
タナメラ

- 商品名:TANAMERAのラベンダーフローラルウォーター
- 参考価格:RM67.80<約2,034円>
- 販売場所:TANAMERAの店舗(セントラルマーケットやミッドバレーメガモールの店舗など)
マレーシアの人気スキンケアブランドのタナメラ。
ココナッツオイルのほか、ラベンダーウォーター/ローズウォーター、石鹸、フェイシャルマスクなど、使い心地の良いスキンケアアイテムが豊富です。

なまこ石鹸

- 商品名:Sea Cucumber Soap(なまこ石鹸)
- 参考価格:RM10程度<約300円>
- 販売場所:ランカウイ島、クアラルンプールのセントラルマーケット、空港など
ランカウイ島で購入する定番土産のなまこ石鹸。
人気のお店はGaya Minami(ガヤミナミ)ですが、ブランドに拘らなければ、クアラルンプールでもなまこ石鹸を買うことができます。
セントラルマーケットに色々なお店があります。

Fipperのサンダル

- 商品名:Fipperのビーチサンダル
- 参考価格:RM18.90〜<約567円〜>
- 販売場所:Fipperの店舗(Pavilion、NU Sentral、Mid Valley、gateway@klia2など)
天然ゴムを使った安くて履き心地の良いFipperのサンダル。
私自身、17年以上愛用しているブランドで、サンダルはFipperのものしか買っていないくらいお気に入りです。

バティックシャツ

- 商品名:Batik(バティック)
- 参考価格:RM160〜RM400<約4,800円〜12,000円>
- 販売場所:Kapten Batik、Jadi Batek、セントラルマーケットなど
伝統ろうけつ染めのBatik(バティック)。
バティックシャツは、男性向けのお土産におすすめです。
おしゃれなシャツを探している場合は、スリアKLCCなどにあるKapten Batikをおすすめします。
また、KL中心部にあるJadi Batekは、バティック作りの体験レッスンを受けることができるほか、伝統的なバティック商品も販売しています。

マレーシアの高級なお土産
ロイヤルスランゴールのピューター製品

- 商品名:Royal Selangor(ロイヤルスランゴール)
- 参考価格:-
- 販売場所:ロイヤルセランゴールビジターセンター、スリアKLCCやPavilionなどの店舗、空港など
創業1885年、世界的に有名なピューターブランドのRoyal Selangor(ロイヤルスランゴール)。
マレーシアで購入するお土産としては少し高価なものになりますが、大切な人へのお土産に適したブランドです。
主要なショッピングモールや空港などに店舗がありますが、時間に余裕があれば同社のビジターセンターに足を運び、センター内にあるブティックでお買い物する形がおすすめです。
ビジターセンターは無料でありながら、見所満載で一見の価値があります。

マレーシアで安く買えるお土産

上記の商品は、全てマレーシアのドラッグストアで購入することができます。
タイガーバーム
シンガポールに本拠を構えるタイガーバーム。
マレーシアにはタイガーバームの工場があることから非常に安く購入することができます。

各種オイル
マレーシアブランドのオイルとしてはペナンのナツメグオイルが有名ですが、香りに少しクセがあるので、タイの上標油や香港の白花油あたりが使いやすいです。
また、白花油と似た使用感のオイルとして、斧標駆風油や均隆のオイルもおすすめです。(白花油よりも安いです)

ユニークなマレーシア土産
伝統食器

- 商品名:カップ&ソーサー
- 参考価格:RM7.50程度<約225円>
- 販売場所:陶磁器を扱うローカル店など
マレーシアのコピティアムでおなじみのハイビスカスがデザインされたカップ&ソーサー。
インスタントホワイトコーヒーやコピオー、テータレッを入れてお湯を注げば、自宅でコピティアム体験ができます。

クアラルンプールのどこでお土産が買える?
ショッピングモールのスーパー
旅行者には、これらのショッピングモールやモール内にあるスーパーの利用が便利です。
セントラルマーケット
マレーシア定番土産が揃うセントラルマーケット。
“観光客価格”になっているものも一部ありますが、色々なお土産がある場所です。
特に雑貨のお土産が豊富なので、雑貨が好きな人は足を運ぶことをおすすめします。

特に、近年セントラルマーケット内にオープンしたPasar Besarはお土産アイテムがかなり充実しています。
ホワイトコーヒーやドドルなどの食べ物のお土産に加え、なまこ石鹸や雑貨のお土産が豊富なおすすめのお買い物スポットです。

空港
選択肢がそれほど多いわけではありませんが、クアラルンプール国際空港のターミナル1およびターミナル2のどちらでもお土産を購入することができます。
おすすめは、スーパーのJaya Grocerがあるgateway@klia2。
gateway@klia2のJaya Grocerには、旅行者を意識したお土産品が多く揃っています。

マレーシア土産に関する質問【Q&A】
- とにかく安いお土産が買いたい!オススメばらまき土産は?
-
コスパ最強はPopoフィッシュムルク。個装タイプの大容量パックを買えば、学校や職場でばらまくことができます。また、マミーのビスケットも安いです。
- ドラッグストアでお土産を買うならどこがおすすめ?
-
WatsonsまたはGuardianがおすすめです。どちらも安く、タイガーバームや白花油などのオイル系商品が安く購入可能です。
- スーパーでお土産を買うならどこがおすすめ?
-
Jaya GrocerやVillage Grocerがおすすめです。また、イオンBiGやLotus’sなどのハイパーマーケットに行くとより安く購入できます。
- 男性向けのお土産選びが悩ましい…。おすすめは?
-
バティックシャツやFipperのサンダルがおすすめです。お酒を飲む男性であれば、ロイヤルスランゴールのタンブラーのほか、おつまみ用にインドスタイルのムルクをお土産にする形もおすすめです。
- 笑いのネタになる変わったお土産はある?
-
定番はドリアンを使ったお土産。「臭い」という反応を楽しむことができますが、ドリアンが嫌いな人には本気で嫌がられることがあるので注意が必要です。ただ、ドリアンチョコレートは割と食べやすいです。また、滋養強壮に良いと言われるTongkat Aliを使ったホワイトコーヒーもネタになります。
まとめ:買うべきおすすめマレーシア土産
上記で紹介したお土産アイテムのなかで、個人的なおすすめは、
- Fipperのサンダル
- タナメラのコスメ
また、食べ物&飲み物のお土産であれば、
- オリエンタルコピのホワイトコーヒー&パイナップルタルト
- ベリーズのティラミスアーモンドチョコ&B Crispy&ココナッツウエハーロール
- BOHのキャメロニアンゴールドブレンド
- PoPoフィッシュムルク
…が定番土産としておすすめです。
