かつて刑務所だった場所に作られたマレーシアのららぽーと。
2025年には、ららぽーとBBCC横にTuah 1895がオープンし、以前よりも活気ある場所に変化しつつあります。
プドゥ刑務所跡地に作られたららぽーとBBCCとTuah 1895

ららぽーとBBCCやTuah 1895やがあるエリアは、プドゥ刑務所があった場所になります。
イギリス統治時代の1895年に作られたプドゥ刑務所は、100年以上の歴史を持つ建造物であったため、保存すべきという声もあったものの、Bukit Bintang City Centre(ブキッビンタンシティセンター)という都市開発プロジェクトにより、そのほとんどが建て壊されてしまいました。
唯一残されたものが刑務所のメインゲート。
BBCC再開発で、近代的デザインの建物が増える中、近代化の対比として、歴史ある建築美を放つメインゲートが存在感を放っています。

Tuah 1895がオープンしてからは、カフェベーカリーの一部にメインゲートが使われています。
マレーシアのららぽーとBBCC

2022年1月に開業したららぽーとBBCC。
ららぽーとが初めての海外進出先に選んだ場所がマレーシアで、クアラルンプールにあるららぽーとBBCCが海外1号店になります。

ららぽーとBBCCはポストコロナ期に開業したこともあり、オープン当初はやや閑散とした雰囲気がありましたが、年々人が戻りつつあります。
それでも、The Exchange TRX、パビリオンKL、ミッドバレーメガモールなどクアラルンプールの人気ショッピングモールと比較すると、お客さんの少なさが目につきますが、人が少ない分快適に買い物できます。

ららぽーとBBCCから見えるムルデカ118。

ららぽーとBBCCの最上階に行くと、ムルデカ118をより綺麗に見ることができます。

日本のお店が多いららぽーとBBCC。
開業初期はドンキもあったものの、暫くして撤退してしまいました。
ドンキがなくなったのは残念ですが、日本人には馴染みの深い日本のお店が色々あります。
3 COINS

2025年8月、3 COINS(スリーコインズ)のマレーシア第1号店がららぽーとBBCCにオープンしています。
ダイソーはマレーシアの色々な場所にありますが、これまで3 COINSはなかったので、クアラルンプール在住の日本人には嬉しい店舗になります。
ドトールコーヒー

Level 5にあるドトールコーヒー。
ニトリ

開業当初からあるニトリ。
日本の食器類など、イケアにはないアイテムを探している時に重宝するお店です。
Global Work

Global Workのマレーシア第1号店もあります。
ベリーズ

マレーシアのチョコブランドのベリーズ。
ららぽーとBBCCのベリーズは、他の店舗と比較してお客さんが少なめで買い物しやすいお店になっています。
じっくり商品を吟味できるので、お土産探ししたい時におすすめです。

Fipper

Fipperの店舗もあり、ビーチサンダルのお土産を探している時に使えます。

ジャヤグローサー

スーパーのJaya Grocer。

フードコート

Level 5にあるフードコート。フードコートの近くにドトールコーヒーが位置しています。
なお、LG1にもフードコートがあります。
グルメストリート

飲食店が連なるグルメストリート。
カフェやレストランが集まっています。
2025年にオープンしたTuah 1895

2025年1月にオープンしたTuah 1895。
ららぽーとBBCC横に位置するTuah 1895は、ダイニング&ライフスタイルハブというコンセプトで作られた場所になります。
Chef Kecik Boulangerie

プドゥ刑務所メインゲートを店内の一部にして営業しているChef Kecik Boulangerie。
クロワッサンとブラウニーを融合させたクラウニーが人気のベーカリーカフェになります。
Hock Kee Kopitiam

クアラルンプールで近年店舗を拡大しつつあるコピティアムチェーンのHock Kee Kopitiam。
オリエンタルコピと同じ系統のお店で、割と人気があります。
亭膳Ting Shan

モダン中華料理を提供する亭膳Ting Shan。
高級感ある店内になっています。
Ministry of Crab Kuala Lumpur

蟹料理を提供するMinistry of Crab Kuala Lumpur。
Tuah 1895には、マレーシア料理を提供するPak TokやラウンジバーのCrafty’s Bar and Loungeなどがあります。
ロケーション
住所:2, Jln Hang Tuah, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
最寄駅はHang Tuah駅になります。
ららぽーとBBCCの駐車場については、はじめの3時間無料になっています。(2025年12月時点)
The Exchange TRXやパビリオンKLは駐車料金が高めなので、ららぽーとBBCCは車でアクセスする人に非常に優しいサービスを提供しています。
ららぽーとBBCCは開業当初から、いつ行っても駐車料金が無料ということが多く、これがいつまで続くか不明ですが、長く続けてほしいサービスです。


まとめ
ららぽーとの海外進出は進んでいて、2025年には台北にららぽーとがオープンしています。
台北のららぽーとには、ロピア、カルディ、カフェキツネなどがテナントとして入り、行列ができる盛況ぶりで話題となりました。
マレーシアのららぽーとは、人がそれほど多いわけではないので、やや寂しい雰囲気はあるものの、以前より活気づいています。
スリーコインズなど新しいお店が増えていて、今後もマレーシア初となる日本のお店が増えるといいなと期待しています。
また、Thah 1895がオープンして以来、Chef Kecik Boulangerieなど人気店に人が多く集まるようになっていて、のんびり飲食する場所としては良い場所です。
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