円安が騒がれるようになった近年。
2024年にはドルが160円超えた衝撃もあり、「日本円は大丈夫?」と不安に感じるようになったり、何かとお金がかかる海外旅行に対し消極的になることがあるかもしれません。
私自身、マレーシアで暮らしていて、日頃から日本円とリンギットの為替をよくチェックしているのですが、円安&リンギット高の傾向にあるものの、まだまだ格安感があり円安でも十分旅行を楽しめることができる国であると感じています。
円安でも海外旅行が楽しみたい
こんな人に向けて、円安にこそマレーシア旅行をおすすめする理由について紹介します。
円安の海外旅行先にマレーシアをおすすめする理由
海外旅行でお金がかかるポイントは、
- 航空券
- ホテル料金
- 食事代
- 現地エンターテイメント&レジャー料金
- 現地の交通費
特に航空券とホテル料金がネックになることが多いはずです。
マレーシア旅行はコストがかさみやすい航空券とホテル料金が抑えられるところがポイントで、食費に関してはびっくりするほど安いです。
航空券が手頃な価格
日本からマレーシア行きの航空会社には色々なものがありますが、直行便だとマレーシア航空、JAL、ANA、エアアジアなど。
格安航空のエアアジアも利用できるところが大きなポイントで、航空券の購入コストを抑えたい時はLCC利用も一案です。
エアアジアはフライト料金が高い日を避けて安い日を狙っていくと、まだまだ格安感があります。
また、日本(成田や羽田)とマレーシア飛行時間は約7時間〜7時間30分程度で、待ち時間を含めると移動だけで1日が潰れてしまいますが、日本とマレーシアの時差は1時間だけで時差ボケすることがないところもマレーシア旅行をおすすめする理由になります。
ホテルの選択肢が多く、高級ホテルでもそこまで高くない
航空券に続いて費用がかさむホテル宿泊料金。
マレーシアのホテルは円安でもまだまだ手頃なところが多いです。
人気観光地のクアラルンプール、ペナン島、マラッカ、コタキナバルは割と手頃な料金で泊まれるホテルが多く、予算に応じて高級ホテルから格安ホテルまで選択肢が豊富です。
また、マレーシアのホテルの良い点は、安いホテルであっても客室の広さがある程度確保されているところで、日本の安いビジネスホテルのような圧迫感を覚えるような狭さがなく、快適に過ごすことができます。
全てのホテルではありませんが、プール付きのホテルが多いところも特徴です。
食費(物価)が安い
世界的なインフレーションの傾向はマレーシアも同じで、近年値上げ傾向にあります。
ただ、現地の人が日常的に利用するようなお店では、日本人からすると「安い!!!」とびっくりするような値段のお店がまだまだ多く、ショッピングモールに入っている一般的なレストランでも日本より安いか日本とそれほど変わらないケースが多いです。
そのため、マレーシアで普通に食事する分には、日本で食事をする時と比較して負担に感じるケースはそれほどありません。(安く抑えたい場合は1食あたりドリンク付きで数百円も可能です)
以前、欧米に旅行する人で現地の物価高からカップラーメンを大量に持参することがニュースになっていたことがありますが、マレーシアに関しては食事コストの心配は無用です。
ただ、マレーシアでも少し気をつけた方が良いケースはシーフードレストランで、選ぶ素材によって値段が高いものがあるので、注文前に店員さんに値段を確認することを忘れなければ、請求時にびっくりすることはないはずです。
お土産が安く買える
マレーシアで一般的なお土産は値段が安いものが多く、逆に高いものを見つける方が大変なくらいです。
ばらまきにできるプチプラのお土産が豊富なので、お土産にコストがそれほどかかりません。
円安で海外旅行する時の知恵
マレーシア旅行に関わらず、海外旅行する時はWiseを活用することを強くおすすめします。
私も普段からWiseを使っていて、海外旅行しない時でも各通貨のレート動きを見て、レートが良い時にアプリでちょこちょこ両替しています。
Wiseデビットカードがあれば旅行先でタッチ決済でき、現地のATMから現地通貨も引き出せるので、本当に便利です。
例えば、日本で発行したWiseカードを持っている場合、マレーシアの特定のATM利用で日本円にして3万円相当を手数料無料(月2回まで)で引き出せるので、ちょっとした現金が必要な時は両替所に行かなくても、ATMが使えます。
Wiseアカウントにリンギット残高があれば規定内は手数料完全無料、リンギット残高がない時はアカウントに保持している他の通貨からWiseが自動的に有利なレートの通貨を選び、“本当の為替レート”と言われるミッドマーケットレートで両替の上、ATMから引き出すことが可能です。
結論:円安だからこそ旅行先にマレーシアがおすすめ
同じ東南アジアでもシンガポールは全てが高過ぎ、日本から近場の台湾はかつて格安感があったものの、台北のホテル料金は日本よりも割高と感じるケースが多く、お得感が薄れてきています。
そんななか、マレーシアはまだまだ現地の物価が安いと感じることができる国で、海外旅行先としておすすめです。
何よりもマレーシア自体が基本的に年中過ごしやすい国で、円高・円安に関わらず海外旅行先としておすすめの国なので、ぜひ現地に遊びに来てリラックスした時間を過ごしてください。