
Touch n Go eWalletにチャージしたい。でもマレーシアの銀行口座もクレカもない。
…こんな時に便利な方法は、Wiseを活用してチャージする方法。
この記事では、Wiseアカウント(アプリ)やWiseデビットカードを使い、タッチアンドゴーeWalletにチャージする裏技について紹介します。
マレーシア発行のカードや銀行口座がなくてもWiseでタッチアンドゴーeWalletにチャージできる!
これまでタッチアンドゴーeWalletへのチャージ方法は、
- マレーシア発行のクレカやデビットカードを使う
- リロードPINを使う
- DuitNow IDでマレーシアの銀行口座から送金
…が基本でした。
マレーシアのカード(クレカ/デビットカード)やマレーシアで開設した銀行口座を持っていない場合、マレーシアのコンビニなどでリロードPINを購入する方法が第1選択肢で「オンラインでチャージできない」という不便さがありました。
現在はWise経由でチャージできるようになり、マレーシアの銀行口座やマレーシアで発行したクレジットカードまたはデビットカードを所持していなくてもタッチアンドゴーeWalletにチャージ可能です。
Wiseアカウント(アプリ)だけでもチャージが可能ですが、
- Wiseアカウントから送金してチャージする方法(DuitNow Transfer利用)
- Wiseデビットカードでチャージする方法
…という2つのチャージ方法の詳しい手続き方法について以下に紹介します。
より簡単な方法は①です。
なお、Wiseアカウントにリンギット残高があるケースとリンギット残高がないケースで試してみたので参考にしてください。
①Wise送金機能でチャージする方法
ここでの送金は、タッチアンドゴーeWalletのDuitNow IDを使いチャージする方法になります。
DuitNow Transferは送金先のIDが分かれば簡単に振込できる仕組みで、タッチアンドゴー用のDuitNow IDはお使いのタッチアンドゴーeWalletから確認できます。

はじめに、Wiseアプリを開き、「送金する」をタップ。
Wiseアカウントがない場合は、アカウントを開設し資金をチャージしてください。

ここでは、リンギット口座に残高がない状態なので、Wiseアカウントにある他の通貨から両替をして送金します。

ユーロからリンギットに両替する方法を選びました。
送金額に金額を入力します。

送金額に入力すると、受け取ることになるリンギットの金額が表示されます。
2024年6月29日時点の為替レートが、1ユーロあたりMYR5.0517で、Wiseの交換レートはMYR5.0493。
Wiseの交換レートは悪くありません。

「受取人を選択してください」と表示されるので、「受取人を追加する」をタップします。

「銀行口座情報を入力する」を選択。

自分のタッチアンドゴーeWalletに送金する形になるので、受取人は「自分自身」を選択します。

「銀行口座情報」に「DuitNow」と「現地の銀行口座情報」の2種類のタブがありますが、ここでは「現地の銀行口座情報」のタブを選択。
ここで「DuitNow」のタブを選択し、「DuitNow ID」の箇所にタッチアンドゴー用のDuitNow IDを入力するとエラーになってしまうので、現地の銀行口座情報のタブを選択してください。

「銀行名」の項目をタップします。

検索窓をタップ。

検索窓にTと入力すると、Touch n Goが表示されるので選択。

口座番号には、タッチアンドゴーeWalletのDuitNow IDを入力します。

タッチアンドゴーeWallet用のDuitNow IDは、タッチアンドゴーeWalletアプリのトップにある「Reload」から確認できます。

なお、現在は「Reload」の表記から「Add money」に変わっていますが、手続きは同じです。Add moneyをタップしてください。

DuitNow Transferに記載されている番号をコピーして、Wiseの「口座番号」にペーストしてください。
Wiseアプリの口座番号にDuitNow IDを入力したら、最後に「確定する」ボタンを押します。

「取引の目的を教えてください」と表示されるので、適した回答を選びます。

「送金内容をご確認ください」という表示が出るので、詳細を確認し、問題なければ「確認して送金」をタップ。

「完了しました」の表示が出ます。

手続き完了と同時に、タッチアンドゴーeWalletから通知が来ました。
これでタッチアンドーゴーeWalletへのチャージが完了です。
②Wiseデビットカードでチャージする方法
続いて、Wiseデビットカードを利用してチャージする方法について紹介します。
Wise口座にリンギット残高がある状態でチャージをしてみました。
リンギット残高がない場合は他の通貨からの自動両替になると思います。

「Add money」をタップして、「Debit Card」を選択。

チャージしたい金額を入力したのち、Continueボタンをタップ。

Wiseデビットカードでチャージしたことがない場合、「Add a new card」を選択します。

Wiseデビットカードのカード番号、有効期限、CVVを入力し、Nextボタンを押します。
なお、Wiseデビットカードのカード情報詳細は、カードの裏側に記載されているほか、Wiseアプリでも確認できます。

支払いの承認方法についての確認画面に移動します。
- Use the Wise App(Wiseアプリ)
- Get an SMS Code(SMSコード)
- Receive a Call(電話)
…という選択肢があるので、好きなものを選びます。
ここではWiseアプリでの承認を選択しました。

「Wiseアプリで支払いリクエストを承認してください」というメッセージが表示されるので、一旦タッチアンドゴーeWalletを離れ、スマホのWiseアプリを開きます。

こちらがWiseアプリを開いた時の画面。
「この決済を承認しますか?」というメッセージが表示されるので、「Approve」をタップします。

ここでタッチアンドゴーeWalletのアプリに戻ると、チャージできましたという画面が表示されます。
これでチャージ完了です。
タッチアンドゴーeWalletに登録しているメールアドレスにインボイスが届き、さらにWiseアプリ側にも取引記録が記載されます。
タッチアンドゴーeWalletにWise表記が追加されている

2024年12月現在、タッチアンドゴーeWalletの「Add money」をタップすると、
- DuitNow Transfer
- Debit Card
- Reload PIN
- International options
…という選択肢が表示されるように変化しています。

International optionsというのが新しい追加点で、International optionsをタップすると、Wiseを含めた海外からの送金手段が表示されるようになっています。
Wise利用でタッチアンドゴーeWalletへのチャージが簡単に!
マレーシアで発行したカードや銀行口座がなければ、オンラインでのチャージは難しそうに思えますが、Wiseを利用すれば簡単にチャージ可能です。
裏技として、ぜひ活用してみてください。
以上、WiseアカウントとWiseデビットカード使ったタッチアンドゴーeWalletにチャージする裏技についての紹介でした!

