マレーシア随一のグルメスポットとして名高いペナン島。
安くてクオリティの高い料理が多いペナンは、「食べることが大好き!」という人におすすめできる場所です。
この記事では、ペナンで食べるべきおすすめ料理について紹介します。
ペナン島で食べるべきおすすめ料理【トップ10】
中国・福建省からの祖先をルーツに持ち、福建系の人が人口の大多数を占めるペナン島は、中華料理が充実しています。
また、プラナカンの歴史と文化が根づくペナン島は、ニョニャ料理が充実しているところも特徴です。
ホッケンミー
濃い蝦の風味がクセになる福建麺。
ペナンを代表するグルメの1つです。
炒粿條
ライスヌードルの粿條を炒めた炒粿條。
長い行列ができる炒粿條の有名店もありますが、ペナンで食べる炒粿條は大抵美味しいものが多いので、ふらっと入ったホーカーやコピティアムで注文してみてください。
アッサムラクサ
スープヌードルのアッサムラクサ。
酸っぱさと辛さを併せ持つペナンの名物料理です。
ニョニャクエ
ペナンで食べるお菓子のおすすめはニョニャクエ。
おすすめのお店はMoh Teng PheowとLi Er。
ロティバカー
ペナンには歴史ある海南コピティアムが多く、美味しいカヤトーストを食べることができます。
ペナンのカヤトーストには、バンガリブレッドと呼ぶパンを使うことが定番で、このパンにしか出せない風味と食感、そして美味しさがあります。
有名なコピティアムはToh Soon Cafeですが、Kong Thai LaiやAh Wang Cafeがおすすめです。
Mamakの人が経営するHutton Lane Roti Bakarでは、炭火でサクサク焼き上げる美味しいRoti Bakarを販売しています。(カレーも一緒に注文して、パンにつけて食べる形がおすすめです)
ホワイトカリーミー
一般的に咖哩麵(カリーミー)は”カレー色”をしていますが、ペナンにはホワイトカリーミーと呼ばれる白いカレー麺があります。
色々な場所でホワイトカリーミーを食べることができますが、Hot Bowl White Curry Meeというお店のカリーミーが美味しいです。
ただ、インスタントのホワイトカリーミーは、本物とは少し味が違うので、ペナン島に行ったら、ぜひ本場のホワイトカリーミーを食べてみてください。
チェンドル
ペナンには、連日行列ができる有名なチェンドルのお店があります。
それがPenang Road Famous TeoChew Chendul。
チェンドルと一緒に、アッサムラクサや炒粿條なども食べることができる便利な食事スポットです。
ナシカンダー
ペナン発祥のMamak料理として有名なナシカンダー。
ペナン以外でも食べることができますが、本場で食べるナシカンダーはレベルが異なる美味しさがあります。
見た目がグチャっとしていて好き嫌いが分かれる料理であるため、興味がある場合に食べてみてください。
ペナンにはナシカンダーの名店が多いものの、Deen Majuが特に有名です。
粿條湯
あっさり味の粿條湯。
粿條を使ったスープ麺で、ローカルの食事を食べ続けて「胃が疲れた…」という時におすすめのお腹に優しい麺料理です。
Pitt Street Koay Teow Th’ngというお店が有名ですが、朝から行列ができることが有名なので、早めに足を運ぶ方が良いと思います。(ただ、ほかにも美味しいお店はたくさんあるので、有名店にこだわらなくても大丈夫です)
粿條湯はペナンのホーカーやコピティアムで定番のクリアスープ麺ですが、クアラルンプールだと板麺や猪肉粉の方が定番で、どこでも食べることができるものではないため、ペナンで試すことをおすすめする料理です。
個人的におすすめのお店はFook Cheow Cafe。
ニョニャ料理
Assam Prawn(アッサムプローン)、Jiu Hu Char(ジュウフーチャー)、Pai Tee(パイティー)など、ユニークな料理が多いニョニャ料理。
マラッカやシンガポールでも食べることができますが、ペナンにはAuntie Gaik’s Lean Old School Eateryというミシュラン1つ星を獲得したニョニャ料理レストランがあるほか、Seven Terracesに併設されたレストランのKebaya Dining Roomもニョニャ料理のレストランとして有名です。
また、ペナン国際空港の近くであれば、Nyonya Willowというお店がおすすめです。
ペナンで食べたいグルメ【トップ11〜20】
ここからは、トップ10に加えていないものの、ペナンで食べることをおすすめするグルメについて紹介します。
炒粿角
四角い形状をしたライスケーキの粿角を炒めた炒粿角(Char Koay Kak)。
ペナン特有の料理で、ほかの州ではなかなか見つけることが難しいグルメになります。
Burma Road Char Koay Kakというお店の炒粿角がすごく美味しいです。
パッサンボー
Mamakの食べ物として知られるPasembur(パッサンボー)。
クアラルンプールではRojak(ロジャッ)やRojak Mamak(ロジャッママッ)と呼ぶことが多い食べ物ですが、ペナンではPasemburと呼ぶことが一般的です。
Cecil Marketには、クラゲを使ったPasemburがあります。
ちなみに、こちらがペナンのRojak(ロジャッ)。
Rojakもペナンの名物ですが、苦手な味だと感じる人もいるので、興味がある場合に試してみてください。
ポピア
春巻きのPopiah(ポピア)。
ペナンには美味しいポピアが多く、数は少ないものの、蟹を使ったシーフードポピアを販売しているお店があり、海鮮味のポピアはペナン名物です。
イカンバカー
グリルフィッシュのIkan Bakar(イカンバカー)。
ペナンのグリルフィッシュは、エイの1種であるStingray(スティングレイ)を使うものが定番です。
ペナンの色々な場所でグリルフィッシュを食べることができますが、旅行者の人に便利な場所はレッドガーデン。
観光者が多い食事スポットですが、美味しいグリルフィッシュを提供しています。
滷麵
トロトロっとしたあんかけ麺の滷麵(ローミー)。
ペナンの福建蝦麺を販売しているお店では、滷麵を一緒に販売していることがあり、そのようなお店では福建蝦麺と滷麵をミックスして注文することも可能です。
滷肉
スナック的な感覚で食べることができる、サクサクした揚げ物の滷肉。
マレーシアだけではなく、東南アジアで広く親しまれている食べ物です。
マレーシアではペナンに美味しい滷肉のお店が多く、Kheng Pin Cafeというコピティアムの滷肉が美味しいです。
海南雞飯
チキンライス自体は、マレーシア全土で広く食べることができますが、ペナンのチキンライスは鶏肉の骨を除くようにカットして提供することがスタンダードです。
クアラルンプールだと、骨をそのままぶつ切りにすることが多く、骨が残らないようにカットしてくれるお店は少ないです。
確かな技術を持った人が、綺麗に切り分けてくれるペナンのチキンライスは食べやすいです。
ジョージタウンに海南チキンライスの名店がいくつかありますが、おすすめは豊記海南鶏飯。
ミーゴレンママッ
麺を炒めて作る焼きそばのMee Goreng(ミーゴレン)。
ペナンではMamakスタイルのミーゴレン(Mee Goreng Mamak)が有名で、マレー系や中華系の人が作るミーゴレンとは異なる味つけになっています。
Bangkok Laneで営業をしていたBangkok Lane Mee Gorengというお店が有名で、現在はNew World Parkに場所を移して営業しています。
好き嫌いが分かれる料理なので、全ての人におすすめというわけではありませんが、普通のMee Gorengを食べたことがある人はチャレンジしてみても良いと思います。
蠔煎
牡蠣オムレツの蠔煎。
台湾の牡蠣オムレツは食べたことがあるという人がいるかもしれませんが、マレーシアの牡蠣オムレツは、台湾のものよりもサクッと仕上がっていて、味つけやソースが異なります。
フィッシュヘッドカレー
魚を使ったカレーのFish Head Curry(フィッシュヘッドカレー)。
マレーシアやシンガポールで定番のカレーで、色々な場所で食べることができますが、フードパラダイスのペナンには、美味しいフィッシュヘッドカレーを販売するお店が多くあります。
レアだけど美味しい食べ物
どこでも販売しているものではなく、限られた場所で販売しているややレアな食べ物になりますが、「これは美味しい!おすすめ!」というグルメをピックアップして紹介します。
アポンマニス
ペナン名物インド系パンケーキのApom Manis(アポンマニス)。
Pulau TikusにあるSwee Kong Coffee Shopというコピティアムで営業しているRavi’s Claypot Apom Manisが一番有名ですが、New Cathey Cafeの側にあるSai Ram Penang Famous Apom Manisのアポンマニスも美味しいです。
アポンマニスはペナン島内でも販売しているお店は少ないものの、ペナンで食べるべきグルメです。
アポンバレッ
ペナンスタイルパンケーキのApom Balik。
ペナン島のBurma Roadに、Apong GuanとApom Chooiという2つの有名店があり、どちらのお店も美味しいパンケーキを販売しています。
ジャワミー
優しい甘みと酸味を持つPenang Jawa Mee(ペナンジャワミー)。
Mee Jawa(ミージャワ)と呼ぶこともあります。
麺にかけるとろっとした口あたりのソースは、トマトとさつまいもがベースになっています。
トッピングは、茹で卵、スライスしたじゃがいも、もやし 、エビ、豆腐、フィッシュケーキ、カリカリっとしたクラッカーなどが定番で、食べる前にカラマンシーを絞って、酸味を加えます。
ジャワミーはペナン島のどのコピティアムにもあるわけではなく、限られた場所にしかありません。
上記画像はPulau Tikus(プラウティクス)のNew Cathay Cafeというコピティアムで営業しているジャワミーのお店で、アポンマニスで紹介したSai Ram Penang Famous Apom Manisと同じ場所にあります。
クラブビーフン
さっぱり味のヌードルサラダのKerabu Bihun(クラブビーフン)。
ニョニャスタイルのビーフン料理で、Mee Siam(ミーシアム)に似た料理になります。
クラブビーフンは朝市など限られた場所での販売になるので、Mee Siamを食べる方が簡単かもしれません。
ペナンで絶対に食べるべき料理は?
ペナンで食べることを特におすすめする料理は、
- 福建蝦麺
- 炒粿條
- アッサムラクサ
- アポンマニス
- ニョニャクエ
- ロティバカー
- ホワイトカリーミー
特に福建麺は、ペナンではないと美味しいものを食べることが難しいので、絶対に食べることをおすすめするグルメです。
以上、ペナン島のおすすめグルメについての紹介でした!