東南アジアのコーヒー産地と言えばインドネシアやベトナムが有名ですが、マレーシアでもコーヒーの生産をしています。
サバ州のコタキナバルでボルネオコーヒーを購入してみたところ、「安いのに美味しい!」という発見がありました。
コタキナバルのガヤストリートサンデーマーケットで買うボルネオコーヒー
地元の人から観光客まで多くの人で賑わうガヤストリートサンデーマーケット。
様々なものが販売されている場所です。
Kopi(コピ)
粉末状になっているこちらのコーヒー。
一番小さいサイズの商品はRM3(約100円)という安さで販売していました。
原材料の記載を見てみると、コーヒー豆、砂糖、マーガリン、塩と書かれています。
マレーシアの伝統的なコーヒー(コピ)は、焙煎する時にマーガリンや砂糖&塩をコーヒー豆に加えていて、ガヤストリートサンデーマーケットで販売されているコーヒーも同じ手法で焙煎されたものだと思われます。
ミルクや砂糖を加えず、シンプルなブラックコーヒー(コピオーコソン)で飲んでみたところ、これまで飲んだコピティアムのコピオーコソンよりも格段に美味しかったです。
また、マレーシアのスーパーで販売されているコピオーコソン商品とは比較にならないくらい香りが良く、コピオーコソン独特のガッツリした重たさもなく、それでいてダークローストの重厚感もある飲みやすいコーヒーでした。
アラビカ種のコーヒー豆
上記で紹介したコーヒーと同じお店で販売されていたボールビーンのボルネオコーヒー。
販売価格は200gあたりRM18。
日本で言うとカルディのコーヒーよりもやや安いくらいの値段です。
アラビカ種の豆を使ったコーヒーで、カフェで飲むコーヒーのように、とても美味しかったです。
酸味がややありますが、ほのかな酸味で、バランスの良い風味でした。
総評:ボルネオコーヒーは安くて美味しい
サバ州で買う飲み物のお土産の定番はサバティーで、コーヒーを買うイメージがあまりないかもしれませんが、ガヤストリートサンデーマーケットで販売されているボルネオコーヒーは想像以上に美味しかったです。
価格が非常に安いので、「美味しくないだろうな…」とちょっとした偏見を持っていたのですが、こんなに美味しいんだという驚きがありました。
コーヒーが好きな人はコタキナバルで買うお土産にボルネオコーヒーを検討してみても良いかもしれません。
また、ガヤストリートサンデーマーケットは果物や雑貨など様々なお土産を購入することができる場所なので、コタキナバル観光についでにふらっと立ち寄ってみる形がおすすめです。