年々進化を遂げるマレーシア出入国管理システム。
オートゲート(自動化ゲート)が導入されてから、効率化が進み、空港での混雑が緩和されたものの、さらに新しいシステムの導入が進められています。
それがMyNIISe(マイニース)。
この記事ではMyNIISeの概要と登録方法について紹介します。
マレーシア新デジタル入国管理システムMyNIISeとは?

マレーシア入国管理局が開発したMyNIISe(マイニース)。
MyNIISeのNIISeは、
National Integrated Immigration System
National Integrated Immigration System
…の頭文字を取ったもので、統合的なデジタル入国管理システムになります。
アプリ内で個人用QRコードを生成し、空港や国境検問所の専用ゲートでスキャンして利用することが可能です。
マイニースは出入国管理の効率化だけを目的に作られたものではなく、偽造パスポート、不法入国、オーバーステイなどの問題を高度な技術で防ぐことを可能にしています。
出入国審査がわずか数十秒
QRコードを使った場合にかかる審査時間は、わずか数十秒という速さ。
従来の自動化ゲート(オートゲート)も十分迅速であるものの、それを上回るスピード感が特徴で、出入国審査がより速く・安全・効率的になります。
車の場合、団体一括審査も可能
マイニースではグループ一括審査も可能になっています。
例えば、自動車で移動する場合、1つのQRコードでグループ全員の審査ができます。
特に、シンガポール↔︎マレーシア間で陸路で車を使って出入国する時に便利な機能です。
出入国履歴が見れる
出入国の履歴もアプリで確認できます。
マイニースは誰が利用できる?
マレーシア人だけではなく、マレーシア政府が指定する国&地域の外国人も利用可能です。(現状は63カ国の観光客)
日本もその中に含まれていて、「Foreigner」枠で登録可能です。
どこで利用できる?
2025年9月に試行運用が始まったMyNIISe(マイニース)は、2026年2月末まで試行運用フェーズになっています。
2026年1月時点では、
- BSI(スルタン・イスカンダル・ビル)
- KSAB(スルタン・アブ・バカール・コンプレックス)
…というジョホール州の陸路の検問所で利用が可能です。
主要空港にも順次拡大予定
クアラルンプール国際空港(ターミナル1/ターミナル2)、ペナン国際空港、コタキナバル国際空港など、主要な空港にも順次拡大予定となっています。
ペナン国際空港では2026年2月から本格的に運用される見通しです。
マイニース登録に必要なもの
- パスポート
- NFC対応スマホ
- メールアドレス
- インターネット接続
アカウント作成方法&手順
アプリをダウンロードしてから、以下のことをやるだけです。
- アカウント種類選択
- メールアドレス入力
- パスポート顔写真スキャン
- パスポートICチップページスキャン
- 個人情報入力
- セルフィー
- 最終確認&パスワード設定
パスポートICチップページのスキャンで少しつまづいたので、以下にコツを記載しています。
また、セルフィー撮影があるので、事前に身だしなみを少し整えておくことをおすすめします。
アプリダウンロード

まずは公式のMyNIISeアプリをダウンロード。

2026年1月時点で、QRコードの利用可能場所がBISとKSABに限られているため、アプリを開くと上記のようなメッセージが出ますが、Continueボタンをタップして続けてください。
今後色々な場所で利用できるようになると、このようなメッセージは表示されなくなると思います。

初めて利用する時は、まずサインアップしてアカウント作成します。


手続きの流れが表示されるので、目を通して「Start Creating Profile」ボタンを押します。
アカウントの種類を選択

Foreign Visitorを選択。
マレーシア在住の人でPR保有者はマレーシア人と同じ枠で登録できますが、長期滞在ビザなどの場合は外国人枠で登録します。
メールアドレス入力

メールアドレスを入力。
確認コード入力

先程入力したメアドに確認コードが届くので、アプリに入力して、Continueボタンをタップ。
パスポート顔写真ページのスキャン

カメラへのアクセス権についてのメッセージができるので許可します。

パスポートの顔写真のページをスキャンします。

枠の中に入るように顔写真のページの位置を調整して読み込ませてください。
パスポートICチップページのスキャン

「スキャンの準備ができました」というメッセージが表示されたら、パスポートのICチップページを開き、スマホをぴったり押し当ててデータの読み取りを完了させてください。

データの読込がはじまると、スマホの左上に進捗状況が表示されるので、完了するまでそのまま待機してください。
ICチップページの読込ができない時の対処法

ICチップページの読込に失敗すると、「NFC Failed」というメッセージが出ます。
データの読込が進まない場合は、スマホをゆっくりと動かして適切な位置になるように調整するか、反対側のICチップページで再トライしてみてください。
個人情報入力

パスポートのスキャンが完了したら、個人情報を入力します。
ほとんどの情報はパスポートのスキャンにより既に入力済みになっているので、「Place of Birth」の箇所で出生地を選択します。

最後の確認事項の箇所にチェックを入れて、「Continue」ボタンを押してください。
セルフィー

続いてセルフィー。
メガネや帽子などで顔が隠れてしまうとダメなので、はっきりを顔が映るように撮影してください。

自分で撮影した画像とパスポートの顔写真がマッチしていれば、「Passed」の表示が出るので、「Continue」ボタンをタップ。
最終確認

MyNIISeアプリ用のパスワードを設定します。
また、Mobile Numberに携帯番号を入力してください。始めの0を取った番号を入力します。

「Success」という表示が出れば登録完了です。
QRコード生成方法

QRコード生成にはログインが必要になります。
アプリトップの「Foreign Visitor」のタブを選択し、メールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。

MyGate QRをタップすると、QRコードが生成されます。

ここで表示されたQRコードを検閲所の専用ゲートでスキャンすればOKです。
MyNIISeは絶対に登録しないとだめ?
現状、MyNIISeは完全義務化されているわけではなく、従来の審査方法(カウンター&既存のオートゲート)も選べる状況です。
ただしマレーシア政府はMyNIISeへの移行を推奨しており、これから主要空港でQRコードの導入が進んでいくため、登録することをおすすめします。
オートゲート導入で空港での混雑がかなり緩和されていますが、MyNIISeに登録することで、オートゲート以外の選択肢も増えるので、空港が混み合っている時に便利です。
なお、旅行者は入国カードのMDACも必要なので、忘れないように手続きしてください。
\ 動画で流れを見る場合はこちら /
リンク先:https://vt.tiktok.com/ZSaUyBP4H/








