マレーシア旅行でWiseを絶対に使うべき理由【円安の時こそ賢く運用】

マレーシア旅行でWiseを利用することの理由とメリット

連日騒がれる円安

日本円とマレーシアリンギットにおいても、1MYR=30円前後で長らく推移していた為替レートが、2024年になってからリンギット高のトレンドになっています。

2024年6月末頃から1MYR=34円、そして11月には一時期35円にまで円安が進み、「ここまで円安になるのか…」と正直びっくりしました。

これから海外旅行を控えている人は、

「今後も円安が続くのかな?」

…と不安になるかもしれません。

そんな時のお助けアイテムがWiseアカウントWiseデビットカード

この記事では、マレーシア旅行にWiseを絶対に使うべき理由とおすすめポイントについて紹介します。

目次

Wiseをマレーシア旅行におすすめする理由

  • レートが良い時に両替できる
  • Wiseアカウントにリンギットがなくても、アカウント内の他通貨から良いレートで両替できる
  • リンギット残高があればWiseデビットカードを利用した時に手数料ゼロ(海外利用による手数料なし)
  • WiseデビットカードでマレーシアのATMから手数料無料*で現金が引き出せる
  • 旅行後、リンギット口座にある資金を他の通貨に両替できる
  • 世界で利用できるので、マレーシア以外の旅行にも使える

マレーシア旅行前のメリット

マレーシア旅行前にWiseを活用することのメリット

為替の影響を抑え、賢くマレーシア旅行を楽しむためには、旅行前からの準備がポイントです。

アプリで好きな時に両替できる

Wiseアカウントを開設し、資金をチャージすれば、マレーシアにいなくてもレートが良い時にリンギットに両替することができます。

資金チャージはお住まいの国で利用している銀行のオンラインバンキングによる口座振込で簡単にできます。

Wiseアカウントの両替方法

両替方法は簡単です。

Wiseで両替する方法
  • 両替元の通貨(ここでは日本円)を選び、「両替する」をタップ
  • 日本円の両替金額を入力、両替先の通貨にリンギットを選択し「続行」をタップ
  • 詳細を確認し「両替する」をタップ

これだけのステップですぐに両替でき、びっくりするほど簡単です。

Wiseアカウントさえあれば、どこにいても好きな時に両替可能なので、本当に便利です。

この方法でマレーシア旅行で使う現地資金の準備が可能です。

マレーシア以外の色々な国を旅行する予定がある場合、まずはUSドルやユーロに両替しておく方法もおすすめです。

USドルやユーロがあると強いです。

両替レートが高水準

Wiseの両替レートはミッドマーケットレートを採用し、マレーシアでトップクラスのレートを打ち出す両替商並みにレートが良いです。

【参考】Wiseミッドレマーケットレート

マイナー通貨のリンギットは日本での両替はおすすめしませんが、Wiseならマレーシアにいなくても優れたレートで両替可能です。

マレーシア旅行中のメリット

マレーシア旅行中にWiseを活用することのメリット

現金が必要な時は手数料無料*でATMから引き出し、キャッシュレスで買い物したい時はWiseデビットカードのタッチ決済が利用できます。

Wiseアカウントのリンギット口座に十分な残高がある場合、ATM引き出しもタッチ決済も完全手数料0です。

リンギット残高がない場合は他の通貨からWiseが自動両替するので、その分の両替手数料がかかりますが、その時の交換レートも良いです。

Wiseとクレジットカードの海外利用時のメリット&デメリット比較

クレジットカードを海外で利用すると、VISAやMasterCardなどが設定する為替レートが適用、さらにカード会社の事務手数料がかかってきます。

Wiseならレートが良い時にミッドマーケットレートで交換できることに加え、Wiseアカウントに十分なリンギットがあれば、マレーシア滞在時にリンギットで決済&ATMから引き出しができ、どちらも手数料無料というメリットがあります。

手数料無料でATMから引き出せる

マレーシアのATM

Wiseデビットカード利用で、マレーシアのATMからリンギットを手数料無料で引き出す条件は、

  • 月あたり2回まで
  • 日本円で3万円相当(日本で発行したWiseデビットカードの場合)

マレーシアの全てのATMで手数料無料ではなく、RHBHSBCなど特定のATM利用に限られている点に注意してください。

リンギットでキャッシュレス決済(手数料0)

Wiseのデビットカード

Wiseデビットカードがあれば、マレーシアのレストラン、カフェ、スーパーなど、カードでの支払いに対応しているお店でタッチ決済できます。

キャッシュレスで支払いでき、リンギット残高があれば手数料ゼロ、さらにお店で紙幣や硬貨を取り出す手間がなくなり快適です。

Wiseデビットカードを入手後、はじめて決済する時は暗証番号を入力する必要があり、次回以降タッチ決済できるようになります。

リンギット残高がないとどうなる?

Wiseアカウントのリンギット口座に十分な資金がないとどうなるのか検証してみました。

Wiseアカウントにあるリンギット残高

残高RM3のみの状態で、RM88.30の支払いにWiseデビットカードを使ってみたところ…

Wiseのリンギット残高が不足している時にユーロ口座から自動両替したところ

Wiseアカウントにあるユーロ口座からリンギットに自動両替の上、支払いが完了しました。

上記のケースでは、リンギット残高のRM3に17ユーロを自動両替して決済した形になります。

このように、Wiseアカウントに資金さえあれば、Wiseが自動的に両替してくれます。

ちなみに、決済時点でWiseの日本円口座にも残高がありましたが、ユーロ→リンギットの方が日本円→リンギットよりも有利であったため、Wiseが自動選択してくれました。

マレーシア旅行後のメリット

マレーシア旅行後にWiseを活用することのメリット

Wiseの凄さはマレーシア旅行後にも発揮されます。

リンギット口座の残高は他の通貨に簡単に両替できる

Wiseアカウントのリンギット口座残高は、そのまま保持することも可能ですが、しばらくマレーシア旅行の予定がない場合、他の通貨に両替することができます

マイナー通貨が中途半端に手元に残ると、旅行後ずっと使わず何十年もそのままというケースがありますが、Wiseアカウント内にある今後使わない通貨は他の通貨に簡単に両替できるので便利です。

しかも、Wiseは交換レートが良いので、リンギットから他の通貨に両替する時もお得感があります。

Wiseでリンギットからタイバーツに両替するところ

マレーシアからタイに遊びに行くなど、東南アジアを周遊する予定があれば、マレーシアで使わなかったリンギット残高をタイバーツに両替してタイで使う…こんな使い方も可能です。 

マレーシア旅行におけるWiseのデメリットは?

デメリットはほとんどありません。

ただ、あえてデメリットを挙げるとすると、

QRコードや現金による支払いしか受け付けていないお店ではWiseが使えない(マレーシアの場合)

…ということです。(2024年7月時点)

Wise公式サイトの情報によると、一部の国でQRコードによる決済が導入されていて、今後サービス拡大予定となっています。

【参考】QRコードでの支払いについて

マレーシアでもWiseでQRコード決済できるようになったら最強ですが、現状はサービスが開始されていません。

ただ、マレーシアのなかでも現金とQRコード決済のみOKというケースは、市場、夜市、露店、コピティアムなどの限られた場所で、タッチアンドゴーeWalletなどの電子マネーを使っていない場合は現金で支払えば良いだけなので、特に大きな問題ではありません

もし旅行者の人でQRコード決済したい場合は、GrabPayMY TouristPay Appが使えます。

Grabを利用予定なら、GrabPayを使う方法も便利です。

まとめ:Wiseにはメリットしかない

マレーシア旅行のWise活用ポイント

ポイントは、

レートが良い時にリンギットに交換し、旅の資金を準備。マレーシアではデビット決済する

ATMで一度取り出したお金はWiseアカウントにそのまま戻すことができません。

そのため、取り出す現金(リンギット)は必要最低限にして、カードが使える場所ではWiseデビットカードで決済する形がおすすめです。

このようにすれば、マレーシア旅行後に余ったWiseのリンギット資金を別の通貨に両替したい時に便利です。

以上、Wiseをマレーシア旅行に活用すべきおすすめポイントについての紹介でした!

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この記事を書いた人

海外在住歴10年以上。留学、海外インターンシップ、海外勤務で欧米やアジアなど数カ国に在住。
台湾在住を経て、現在はマレーシアでの生活をメインにしています。

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