爽快感ある喉越しがたまらない100 Plus(ハンドレッド プラス)。
東南アジアで広く流通しているアイソトニック飲料(スポーツドリンク)で、マレーシアではスーパーやコンビニで販売されているほか、コピティアムやホーカーセンターでも飲むことができます。
100 Plus(ハンドレッドプラス)とは?
F&Nが製造&販売する炭酸入りスポーツドリンクの100 Plus。
F&Nの前身は、1883年に創業したSingapore and Straits Aerated Water Company。
イギリスの海峡植民地下にあったMalaya(マラヤ)において、スコットランド人のJohn FraserさんとDavid Chalmers Neaveさんが立ち上げた事業になります。
1979年に株式上場すると、Fraser and Neave, Limited (F&N)に社名が変更されました。
100周年を記念して作られたハンドレッドプラス
100 Plusが発売されたのは1983年。
F&N社の100周年を記念して、マレーシアとシンガポールで販売された商品になります。
現在では、マレーシアとシンガポールだけではなく、東南アジアを中心とした海外でも広く流通しています。
100 Plusの種類
オリジナルのほか、ゼロシュガー、砂糖控えめ、レモン味があります。
マレー語のKurang Gula(クラン グラ)は、砂糖控えめを意味します。
炭酸ポカリみたい?ハンドレッドプラスの味
オリジナルの100 Plusは、日本のポカリスエットやアクエリアスのようなスポーツドリンクに炭酸を加えた味です。
炭酸が入っている分、喉越しが良く、さっぱりと飲むことができます。
春節が近づくと金色の100 Plusが登場する
マレーシアでは、春節の時期になると、旧正月デザインの100 Plusが毎年登場します。
春節バージョンは金色(ゴールドカラー)。
ゴールドカラーに、その年の干支が描かれた100 Plusが販売されるようになります。
例えば、2024年は辰年なので、龍が描かれた100 Plusが市場に流通します。
また、ドリンクのデザインが春節仕様になるのは100 Plusだけではなく、コカコーラやペプシなども同様です。
春節は家族や親族、友人たちと会ったり、オープンハウスをして自宅にゲストを招いたり、人が集まる機会がとにかく多いので、マレーシア華人の家庭では、大量の飲み物を自宅にストックしておくことが定番です。
そのため、春節前になるとアルコールとソフトドリンクを箱買いする人々の姿を目にすることが増えます。
マレーシアにおける100 Plusの価格
325ml入りの缶は、1本あたりRM1.70くらいで販売されています。
日本円にすると、50円ちょっとという非常に安い価格です。
500ml入りのペットボトルはRM1.90くらいで購入できます。
まとめ
アイソトニック飲料の100 Plus。
マレーシア旅行中、汗をかいて疲れた時に熱中症予防のために飲んだり、マレーシアで購入するお土産としてもおすすめすることができます。
ポカリスエットやアクエリアスよりも、喉越しが良く美味しいです。