マレー半島にはないユニークな果物があるボルネオ島。
その1つがTarapで、コパラミツ(Cempedak)に似た風味を持つ美味しい果物です。
サバ州のユニークな果物のTarapとは?

一見、ドリアンやコパラミツのように見えるTarap。
表面はトゲトゲした形をしているものの、ドリアンのように触るとすごく痛い!というものではなく、ソフトなトゲになっています。
例えるなら、頭皮用のマッサージブラシ(シャンプーブラシ)のような感触です。
原産地
Tarapの原産地は、ボルネオ島やフィリピンのミンダナオ島&パラワン島。
地域により様々な呼称がありますが、マレーシアではマレー語でTarapと呼んでいて、その中国語表記は沙巴果。
中国語の沙巴はサバ、果は果物を意味し、沙巴果はその名の通りサバフルーツになります。
Tarapの食べ方
皮が硬そうに見えますが、手で開けることができます。
Tarap(沙巴果)は美味しい?どんな味?

風味はジャックフルーツやコパラミツに似たところがあります。
どちらかと言うとコパラミツに近い香りと味です。
また、ジャックフルーツのようなカリッとした食感ではなく、Tarapの食感はクリーミーでトロッとしています。

まとめ
マレーシアでもマレー半島では見かけない果物のTarap。
ドリアンとは異なる味なので、ドリアンが苦手な人も食べることができるかもしれません。
Tarapが旬の時期にサバに遊びに行く機会があれば、ぜひ現地で食べてみてください。

