マラッカにあるSin See Tai(新時代)。
古い建物で営業する趣のあるカフェで、2025年に発表されたThe World’s Top 100 Coffee Shopsで73位にランクインした実績を持ちます。
世界73位!マラッカのSin See Tai(新時代)
2025年版のThe World’s Top 100 Coffee Shops(世界のコーヒーショップトップ100)において、
- Story of ONO(9位)
- Ome by Spacebar Coffee(56位)
- Sin See Tai(73位)
…というマレーシアの3つのカフェがトップ100入りしたことが現地でニュースになりました。

73位にランクインしたのがマラッカをベースにするSin See Tai。
Sin See Taiは福建語の発音で新時代という意味を持ちます。
ちなみに、Story of ONOはプタリンジャヤ、Ome by Spacebar Coffeeはペナンにあるカフェになります。
The Daily Fix Cafeの礎となる場所

マラッカで一番有名とも言えるカフェのThe Daily Fix。
ジョンカーストリートにあることから、観光客が非常に多いカフェで、いつも多くのお客さんで賑わっています。
The Daily Fix Coffeeの創業者一家はThe Curious Bakers、The Daily Fix Coffee Roaster、Sharing Plates、Kin by The Daily Fixなど色々なお店を経営していて、Sin See Taiもその1つです。
Sin See Taiのメニュー

コーヒー、ノンコーヒー、デザート&ペイストリーのメニューがあります。
デザートやペイストリーはThe Curious Bakersが手がけています。
なお、注文はお店の1階で行い、支払いを先に済ませます。あとは2階にある好きな座席で待っているとお店の人が飲み物や食べ物を運んでくれます。



チーズケーキ、スポンジケーキ、タルトなどのデザート。

レジ横ではデニッシュやクロワッサンなどが販売されています。
2階にあるSin See Taiのカフェスペース

Sin See Taiの飲食スペースは2階にあり、1階奥にある階段を使って2階にアクセスします。
この階段が急で、足の踏み場も小さめなので、気をつけないと転んでしまいそうでちょっと怖いです。

2階には2部屋あり、それぞれソファ席やテーブル席があります。
スペースが限られているので、混み合っている時はあまり落ち着けませんが、古民家を訪れたような気分になれる場所です。

お店の外にも小さなテーブルがあります。
ただ、本当に簡易的なテーブルで、日中は外にいるだけで暑いので、飲み物をテイクアウトする時にパパッと利用する形が良さそうです。
Sin See Taiで楽しむコーヒーとデザート

ピッコロラテ。
カフェによってかなり香りに凝ったコーヒーを使っていることもありますが、Sin See Taiは万人受けするストレートなエスプレッソの味で、普通に美味しかったです。

ノンコーヒーメニューの看板ドリンク、Signature Ice Tea(パッションフルーツレモン)。
さっぱり味の飲み物で、マラッカ観光で汗をかいて疲れた身体をリフレッシュさせてくれます。

Caramel French Vanilla(キャラメルフレンチバニラ)。

Oolong Peach Sponge Cake(ウーロンピーチスポンジケーキ)。
烏龍茶の茶葉の味はほとんどしなかった点が残念でしたが、日本で食べるスポンジケーキの味で美味しかったです。
マレーシアのカフェはオーストラリア系統を踏襲しているスタイルが主流で、ケーキも重ためのものが多い傾向にありますが、Sin See Taiには日本に似た感じのケーキもあり日本人に口に合うデザートがあるところが特徴です。
Sin See Taiのロケーション
住所:20, Jalan Jawa, Kampung Jawa, 75100 Melaka
オランウータンハウスなどがある側のジョンカーストリートの入口から徒歩5分程度でアクセスできます。
オランダ広場からは徒歩8分程度の距離です。
まとめ
Sin See Taiは座席の座り心地が良いタイプのカフェではありませんが、店員さんは親切でコーヒーもデザートも美味しいです。
特にスポンジケーキは日本のケーキ屋さんで販売されているものと遜色ないくらいのクオリティで、コーヒーに興味がなくても、デザート目的で足を運ぶ形もおすすめです。
以上、世界73位にランクインしたマラッカのSin See Taiについての紹介でした!

