マレーシアの人気コピティアムチェーン、オリエンタルコピ。
そのオリエンタルコピでは様々な自社ブランド商品を販売していて、パイナップルタルトも購入することができます。
オリエンタルコピのパイナップルタルト
オリエンタルコピで販売されているパイナップルタルトには、
- 原味鳳梨酥(オリジナル)
- 芝士鳳梨酥(チーズ)
…という2種類の商品があります。
原味鳳梨酥は、昔ながらのマレーシア伝統のパイナップルタルト。
一方、芝士鳳梨酥は生地にパルメザンチーズを加えたアレンジ商品になります。
中国語でチーズを意味する「芝士」と書かれた黄色いパッケージがチーズパイナップルタルト、赤っぽいパッケージがオリジナルのパイナップルタルトになります。
個装になっている
2段詰めになった20個入りのオリエンタルコピのパイナップルタルト。
個装になっているところが特筆すべきポイントです。
マレーシアで販売されているパイナップルタルトは、下記の記事で紹介しているようにプラスチックの容器にパッと詰められているものが多く、個装タイプはほとんどありません。
パイナップルタルトは春節やハリラヤなど、人が集まる時に食べることが多いお菓子なので、大人数で消費する時は個装でなくても大丈夫ですが、少人数で消費する時やお土産にする時は保存面で不便です。
個装になっているオリエンタルコピのパイナップルタルトは、ばらまき土産にもできる上、食べたい時に必要な分だけ食べれるところが非常に便利だと感じています。
価格情報
- オリジナル:RM39
- チーズ:RM46
1MYR=35円で日本円に換算すると、オリジナルは1,365円、チーズは1,610円程度になります。
原材料
オリジナルパイナップルタルトの原材料は以下の通り。
- パイナップル、小麦粉、バター、砂糖、卵、ミルクパウダー、ハチミツ、塩、香料、着色料
オリエンタルコピのパイナップルタルトは美味しい?
一言で味を表現すると「濃厚」。
甘みの強いパイナップルジャムと生地のバターの香りが印象に残る味です。
ハチミツを使っているためか、マレーシアで一般的なパイナップルタルトよりもずっと甘く、パイナップルの風味を打ち消すようなインパクトのある甘さがあります。
また、生地にしっかりバターが使われているので、2個食べるただけで十分と感じるくらいリッチな風味です。
こんな人にはおすすめしない
パイナップルを使ったお菓子で言うと、日本人には台湾のパイナップルケーキの方が馴染みがあるかもしれません。
有名なブランドだとサニーヒルズ。
サニーヒルズが好きな人はオリエンタルコピのパイナップルタルトを食べると物足りなさを感じてしまうかもしれません。
そのため、パイナップルの旨みや酸味を最大限に引き出した台湾のパイナップルケーキの味を求める人には、オリエンタルコピのパイナップルタルトはおすすめしません。
そもそも台湾のパイナップルケーキとマレーシアのパイナップルタルトは少し異なるものであるので、別のものとして食べるなら、そこまでがっかりすることはないはずです。
ただ、オリエンタルコピのパイナップルタルトを食べたあとに、サニーヒルズを食べると「やっぱり美味しい….」と感動するものがあります。
総評:バラマキに便利
オリエンタルコピのパイナップルタルトは疲れて甘いものが食べたい時に一口食べると元気になる味で、甘いものが好きな人におすすめすることができる商品です。
ただ、一人でたくさん食べることができないくらい甘みが強いので、ばらまき土産にこそおすすめの商品になります。