クアラルンプールの中心部、KLCCにあるマンダリンオリエンタルクアラルンプール。
ホテルのすぐ隣にはクアラルンプールを代表するアイコンのペトロナスツインタワーのほか、ショッピングスポットのSuria KLCCがある、立地に優れたホテルです。
この記事ではクアラルンプールのマンダリンオリエンタルホテル宿泊記について紹介します。
マレーシアのマンダリンオリエンタルの概要と立地
マレーシアの首都クアラルンプールにあるマンダリンオリエンタルクアラルンプール。
1998年10月に開業したホテルになります。
本拠地の香港をはじめ、シンガポール、バンコク、ジャカルタ、台北、そして中国などアジア諸国のほか、アメリカやヨーロッパにもあるマンダリンオリエンタルグループのホテル。
クアラルンプールにあるマンダリンオリエンタルは、同グループのホテルのなかでかなり手頃な宿泊費になっていて、気軽に宿泊できます。
立地の特徴①:Suria KLCCの真横にある
クアラルンプールのマンダリンオリエンタルは、KLCC Property Holdingsとマンダリンオリエンタルホテルのジョイントベンチャーにより、KLCC(クアラルンプールシティセンター)プロジェクトの一環として作られたものになります。
KLCCプロジェクトの1つとして作られたマンダリンオリエンタルは、Suria KLCCの真横という便利なロケーションにあります。
ホテルの正面入口を出て、すぐ横にSuria KLCCがある…という便利さが魅力です。
立地の特徴②:ペトロナスツインタワーもすぐそばに
ペトロナスツインタワーへのアクセスも抜群に良く、客室の位置によっては部屋からペトロナスツインタワーを見ることができます。
KLCC公園のエスプラネードで毎晩行われているLake Symphony(噴水ショー)にも、気軽に足を運ぶことができます。
立地の特徴③:コンベンションセンター
マンダリンオリエンタルクアラルンプールの横(Suria KLCCがある方向の反対側)にはクアラルンプールコンベンションセンターがあります。
ホテルとコンベンションセンターは上記画像にあるような通路でつながっています。
国際会議などでコンベンションセンターを利用する場合の宿泊先として、非常に便利なホテルであると言えます。
マンダリンオリエンタルクアラルンプールの客室
上記画像の部屋はマンダリンオリエンタルクアラルンプールのスタンダードな客室のものになります。
パークビュールームは、KLCCパークが目の前に広がるお部屋になっています。
ベッドの寝心地は良いものの、身長が高い人はベッドがやや小さいと感じることがあるかもしれません。
デスク。
大理石で作られたバスルーム。
清潔感はあるものの、デザインや造りなど、やや古さを感じるところがあります。
バスルームとベッドルームの境にはドアがありますが、その奥にあるお手洗いのスペースにはドアがなく、開放状態になっています。
誰かと一緒にホテルに泊まり、お手洗いを使用する場合は、バスルームとベッドルームの間にあるドアを閉じる形になります。
シャワーブース。
アメニティはスタンダードなものが揃っています。
シャンプー・コンディショナー・シャワージェルはdiptyque(ディプティック)が使われています。
アフタヌーンティーなどを楽しむことができるラウンジ
マンダリンオリエンタルクアラルンプールのラウンジのLounge On The Park(ラウンジオンザパーク)。
午後からはハイティー(アフタヌーンティー)を提供しています。
ラウンジには屋内と屋外に座席があり、屋外のテーブル席からはKLCCパークが一望できます。
ラウンジは朝から晩まで営業していて、アフタヌーンティーの時間帯以外にも、様々なドリンクや軽食の提供をしています。
ちょっとしたコーヒーブレイクにおすすめのスポットです。
ラウンジで提供しているケーキ。
上記画像のケーキはパンダンを使ったパンダンパウンドケーキ。
パスタ。
マンダリンオリエンタル特製のハンバーガー。
ボリューム満点です。
ラウンジのメニューはマンダリンオリエンタル公式サイトからチェックすることができます。
ラウンジの近くにあるThe Mandarin Cake Shop(ザ・マンダリンケーキショップ)。
各種ケーキやお菓子の販売をしています。
朝食スポットとしても使われるレストランのモザイク
ラウンジとケーキショップの横にあるレストランのMosaic(モザイク)。
朝食、ランチ、ディナータイムに営業しているホテルのレストランで、朝食の会場になっている場所になります。
ビュッフェスタイルの朝食。
マレーシアのローカル料理のほか、インド料理、中華料理など各種料理が揃っています。
美味しいパンが豊富で、特にデニッシュ系のパンは美味しいです。
ホテル内にあるレストランに関しては、イタリアン&グリル料理のMandarin Grill(マンダリングリル)、広東料理のLai Po Heen(ライポーヒーン)のほか、日本食レストランやバーなどがあります。
プール&スパなどの施設
ホテル内にある施設としてはスイミングプールのほか、スパやジム、サウナ、テニスコートがあります。
プールサイドにはアクアレストランがあり、ここでも食事を楽しむことができます。
宿泊料金
客室グレードや宿泊時期にもよりますが、安いグレードの部屋で1泊あたりRM600程度です。(為替レートによりますが、日本円にすると16,000円〜18,000円というイメージです。)
ロケーション&アクセス方法
住所:Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur
公共交通機関を利用する場合の最寄駅はLRTのKLCC駅になります。
空港から車でホテルにアクセスする場合
クアラルンプール国際空港(KLIA)からホテルにアクセスする場合、車利用だと50分程度かかります。(渋滞しているともっと時間がかかるケースもあります。)
空港から公共交通機関でホテルにアクセスする場合
クアラルンプール国際空港から公共交通機関を利用する場合は、KLIAエクスプレスでKLセントラル駅まで行き、そこからLRT(Kelana Jaya Line)に乗り換えて、5つ目の駅であるKLCC駅で下車します。
KLCC駅からホテルまで少し距離があり、10分程度歩く必要があります。
重たい荷物を持っていて歩くことが嫌という時は、KLセントラルからGrabなどを使いホテルに車で直行する方が便利です。この場合、KLセントラル駅からホテルまで車で15分〜20分程度かかります。
まとめ:マレーシアのマンダリンオリエンタルはコスパ良し!
マンダリンオリエンタルは立地に関しては申し分ないものの、客室は近代的というよりも少し歴史を感じるところがあるため、この点が好き嫌いの評価が分かれるポイントになるかと思います。
マンダリンオリエンタルクアラルンプールの近くにはフォーシーズンズやグランドハイアットなど、色々なホテルがあり、設備の新しさを求める場合はフォーシーズンズという選択肢もありますが、マンダリンオリエンタルと比較して宿泊費は高めになっています。
ペトロナスツインタワーやSuria KLCCでのお買い物や食事を楽しむ…またはコンベンションセンターで会議がある場合の宿泊先という使い方をする場合に手頃な宿泊料金で泊まることができるホテルとしてマンダリンオリエンタルはおすすめです。
以上、マンダリンオリエンタルクアラルンプールについての紹介でした!