【Restoran Ruby芝麻糊大王】クアラルンプールの人気中華デザート店

クアラルンプールのPuduにある中華デザートショップのRestoran Ruby

クアラルンプールで美味しい中華デザートを食べたい時はRestoran Rubyがおすすめです。

一族に伝わる秘伝の味を守り続けながら、美味しい糖水を提供している人気店です。

目次

世代をこえて秘伝の味を守り続けるRestoran Ruby

クアラルンプールのPuduで営業しているデザートショップのRestoran Ruby

5世代に渡り秘伝の味を守り続けるRestoran Ruby(Ruby Dessert House)。

一族が受け継ぐ糖水は、1代目のKan Sengさんが中国・広州で販売していた糖水のレシピが基本になっています。

Kan Sengさんが広州で創業したのは今から130年以上前の1888年

創業年を示す芝麻糊大王(Ruby Dessert House)の看板

お店の看板にある1927年という年号は3代目のKan Leongさんが中国からマレーシアに移住し、クアラルンプールで商売をはじめた年になります。

味への自信を示す「不好吃,不收錢

クアラルンプールのPuduにある芝麻糊大王(Ruby Dessert House)

お店の看板の表記で最も目を引くものは「不好吃,不收錢」というフレーズ。

「美味しくなければ代金はいただきません」という意味の中国語で、このインパクトのあるフレーズを見ただけで、お店の自信を伺い知ることができます。

実際にお客さんが代金を支払わない…というケースは稀であると思いますが、実際に口にしてみると、「不好吃,不收錢」と謳っていることに納得のクオリティのデザートを提供しています。

石臼を使って作る伝統デザート

Restoran Rubyで使われている石臼

伝統製法を大切にするRestoran Ruby(Ruby Dessert House)。

現在でも上記の石臼を使って手動で糖水の材料を挽いています。

これがほかのお店とは異なる食感や風味、舌触りを生み出しています。

レトロな店内

レトロテイストの芝麻糊大王(Ruby Dessert House)の店内

レトロなものが数多くディスプレイされています。

Restoran Rubyのデザート(糖水)メニュー

芝麻糊大王(Ruby Dessert House)のデザート(糖水)メニュー
  • 芝麻糊(Black Sesame Paste・黒胡麻ペースト)
  • 花生糊(Peanuts Paste・ピーナッツペースト)
  • 杏仁糊(Almond Paste・杏仁ペースト)
  • 核桃糊(Walnut Paste・クルミペースト)
  • 鴛鴦花生(Yin Yong Peanuts・杏仁+ピーナッツミックス)
  • 鴛鴦芝麻(Yin Yong Black Sesame・黒胡麻+杏仁ミックス)
  • 詐糊(Cha Wu・ピーナッツ+黒胡麻ミックス)
  • 滿糊(Moon Wu・クルミ+黒胡麻ミックス)
  • 燉蛋(Steamed Egg Custard・エッグカスタード)
  • 杞子燉蛋(Wolfberries Steamed Egg Custard・クコの実つきエッグカスタード)

一度に2種類の味を楽しみたい時はミックスタイプのメニュー(鴛鴦花生・鴛鴦芝麻・詐糊・滿糊)がおすすめです。

芝麻糊大王(Ruby Dessert House)のメニュー

価格はデザートに使われている素材によって異なりますが、どれもお手頃価格のものばかりです。

Restoran Rubyで使われているデザートの材料

黒胡麻・ピーナッツ・杏仁・クルミなどの素材が店頭に展示されています。

芝麻糊大王(Ruby Dessert House)のドリンクメニュー

糖水のほか、涼茶(ハーバルティー)もあります。

おすすめの中華デザート

お店の看板メニューは、

  • 芝麻糊(黒胡麻ペースト)
  • 花生糊(ピーナッツペースト)
  • 燉蛋(エッグカスタード)

Restoran Ruby(Ruby Dessert House)が「芝麻糊大王(胡麻ペーストの王)」と謳っているように、黒胡麻ペーストは不動の人気メニューです。

芝麻糊大王(Ruby Dessert House)の黒胡麻ペースト

Restoran Ruby(Ruby Dessert House)の芝麻糊(黒胡麻ペースト)。

一般的な胡麻ペーストよりも甘みが控えめで、黒胡麻本来の旨みを心ゆくまで堪能することができます。

Restoran Rubyのエッグカスタード

燉蛋は温かいものと冷たいものを選ぶことができます。

プリンと同じようなものなので、冷たい方が美味しいと感じています。

上記画像にある燉蛋はお持ち帰りしたのでプラスチックの容器に入っていますが、お店でいただく時は陶器に入った状態で提供されます。

一番のおすすめは黒胡麻ピーナッツ

芝麻糊大王(Ruby Dessert House)のピーナッツ黒ごまペースト

個人的なおすすめはピーナッツと黒胡麻をミックスした詐糊(Cha Wu)。

ちなみに、詐糊(Cha Wu)という言葉は麻雀で使われる用語の1つです。

芝麻糊大王(Ruby Dessert House)のピーナッツ黒胡麻ペーストをミックスしたところ

お店の看板メニューである胡麻ペーストとピーナッツペーストを一度に楽しむことができる一品です。

また、SNS映えを考慮して、ラテアートのようにちょっとした“アート”が施されているところもRestoran Ruby(Ruby Dessert House)の糖水の特徴です。

ほんのり苦味が残る杏仁ペーストも美味しい

芝麻糊大王(Ruby Dessert House)の杏仁ペースト

杏仁糊(杏仁ペースト)。

杏仁ペーストも濃厚な食感です。

微かな苦味がある芝麻糊大王(Ruby Dessert House)の杏仁ペースト

杏仁には甘みを持つ南杏のほか、漢方薬に使われる苦みと香りの強い北杏があり、通常はこの2種類をブレンドして杏仁糊が作られています。

北杏の多量摂取は良くないとされているので南杏を多めにブレンドすることが一般的、且つ砂糖も加えるので、普通のデザートショップで食べる杏仁糊(杏仁ペースト)は苦味を感じることなく甘みだけ…というケースが大半です。

一度だけびっくりするほど苦い杏仁茶を台湾で飲んだことがありますが、一般的には食べやすいように調整し、かなり甘く仕上げられています。

一方で、Restoran Ruby(Ruby Dessert House)の杏仁糊は甘みの中に微かな苦味を感じることができます。

決して食べにくいという苦味ではなく、甘さの中の隠れ味的なイメージで苦味の主張が強くないので食べやすく、ここが他店と比較してRestoran Ruby(Ruby Dessert House)の杏仁ペーストは違うな…と個人的に感じている部分です。

Restoran Ruby(Ruby Dessert House)のロケーション

住所:Jalan Landak, No. 32, Jalan Kancil, Pudu, 55100 Kuala Lumpur

最寄駅はPudu駅。

Restoran RubyとTun Razak Exchange

Restoran Ruby(Ruby Dessert House)から見えるThe Exchange 106。

半山芭大華茶粿

Restoran Ruby(Ruby Dessert House)の斜め前には、糖水やクエを販売している半山芭大華茶粿というお店がありますが、糖水はRestoran Ruby(Ruby Dessert House)の方がおすすめです。

半山芭大華茶粿はニョニャ粽や麻糬が美味しいです。

まとめ:クアラルンプールで美味しい中華デザートが食べたい時におすすめ

Restoran Ruby(Ruby Dessert House)が提供するデザートの特徴は、

  • 濃厚
  • 素材の風味を活かしている
  • 甘過ぎない

素材本来の風味を壊すことなく、香りと味を楽しむことができ、それでいて濃厚。

全体的に甘さが控えめである点も特筆すべきポイントです。

クアラルンプールで昔ながらの中華デザートを食べてみたい時は、ぜひRestoran Ruby(Ruby Dessert House)に足を運んでみてください。

Restoran Rubyはコピティアムになっていて、同じエリアで食事をすることもできます。麺類など安くて美味しいものが揃っているので、食事とデザートをセットにして利用する形もおすすめです。

以上、Restoran Ruby(Ruby Dessert House)についての紹介でした!

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この記事を書いた人

海外在住歴10年以上。留学、海外インターンシップ、海外勤務で欧米やアジアなど数カ国に在住。
台湾在住を経て、現在はマレーシアでの生活をメインにしています。

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