【クイーンビクトリア・メモリアル時計台】在位60周年を記念して作られたペナンのクロックタワー

ペナンのQueen Victoria Memorial Clock Tower(クイーンビクトリアメモリアル時計台)

120年以上の歴史を持つペナン島のクイーンビクトリア・メモリアル時計台

この記事ではジュビリー・クロックタワーの詳細について紹介します。

目次

ペナンのクイーンビクトリア・メモリアル時計台

ペナンにあるクイーンビクトリアメモリアル時計台(ジュビリークロックタワー)

ペナンのライトストリートとビーチストリートが交わるラウンドアバウトにそびえ立つクイーンビクトリア・メモリアル時計台(Queen Victoria Memorial Clock Tower)

ビクトリア女王の在位60周年を記念して1897年に作られた時計台になります。

ダイアモンド・ジュビリーを祝うために作られたことから、Jubilee Clock Tower(ジュビリークロックタワー)と呼ばれることもあります。

時計台の高さと在位年数

クイーンビクトリア・メモリアル時計台の高さは60フィート。(約18メートル)

60フィートという数字にも意味があり、これは1フィートを1年とし、在位60周年を表したものになります。

120年以上の歴史を持つ時計台

1897年から建設が開始され、1902年に建築が完了した時計台。

1901年1月にビクトリア女王が崩御しているため、女王の崩御後に完成した時計台になりますが、120年以上の歴史を持つクイーンビクトリア・メモリアル時計台は、現在も現役で動いています。

やや傾いているジュビリー・クロックタワー

爆破により傾いたと言われるペナンのQueen Victoria Memorial Clock Tower(クイーンビクトリアメモリアル時計台)

パッと見た感じでは気づかないかもしれませんが、時計台をよく見ると、やや傾いていることがわかります。

これは第二次世界大戦中に受けた日本軍の爆撃によるものだと言われています。

時計台に刻まれた名前

Cheah Chen Eokの名前が刻まれたペナンのQueen Victoria Memorial Clock Tower(クイーンビクトリアメモリアル時計台)

クイーンビクトリア・メモリアル時計台の建設を提案し、建設に関わる全ての費用を負担したのは、ペナンの富豪として知られるCheah Chen Eok(謝增毅)

時計台には、

This Clock Tower was presented to Penang by Cheah Chen Eok

…という一文があり、Cheah Chen Eokによって作られたものであるということが記されています。

Cheah Chen Eokとムーンゲート

Cheah Chen Eok(謝增毅)は、ペナン植物園の近くに豪邸を持っていたことで知られ、ムーンゲートは同氏の邸宅があった場所になります。

現在はペナンヒルのトレッキングコースの入口の1つとして有名なムーンゲートですが、Cheah Chen Eokゆかりの地として知られています。

ビクトリア・メモリアル時計台のロケーション

住所:Lebuh Light, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang

クイーンビクトリア・メモリアル時計台は、エスプラネードのそばに位置していて、エスプラネードに隣接するコーンウォリス要塞が時計台のすぐ後ろにあります。

ペナン以外にあるダイアモンドジュビリーを記念して作られた建築物

ダイアモンド・ジュビリーを祝うために作られたものは、ペナンのクイーンビクトリア・メモリアル時計以外にも、マレーシアの色々な場所にあります。

マラッカのクイーンビクトリアの噴水

マラッカにあるクイーンビクトリアの噴水

マラッカのクイーンビクトリアの噴水(Queen Victoria’s Fountain)。

オランダ広場にある噴水は、いつも多くの人で賑わっています。

クアラルンプールのビクトリアの噴水

ムルデカスクエアにあるQueen Victoria Fountain

クアラルンプールにも、ビクトリアの噴水(Victoria Fountain)があります。

すぐ近くにあるムルデカ広場、スルタン・アブドゥル・サマド・ビル、KLシティギャラリーなどの観光スポットの影に隠れるような形で、あまり目立っていませんが、100年以上の歴史を持つ歴史ある噴水になります。

まとめ

クイーンビクトリア・メモリアル時計台は、外から眺める形になるため、じっくり観光するというよりも、エスプラネード周辺の観光と組み合わせる形がおすすめです。

以上、ペナンのクイーンビクトリア・メモリアル時計台についての紹介でした!

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この記事を書いた人

海外在住歴10年以上。留学、海外インターンシップ、海外勤務で欧米やアジアなど数カ国に在住。
台湾在住を経て、現在はマレーシアでの生活をメインにしています。

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