クアラルンプールの新たなランドマーク、ムルデカ118。
ムルデカ118地区に、マレーシアの伝統的なテキスタイル文化に触れられる「Merdeka Textile Museum」が2026年にオープンしました。
館内では、マレーシアの伝統衣装やバティックをはじめ、染色や織物にまつわる展示を楽しめます。
ムルデカテキスタイルミュージアムの概要

ムルデカ118地区(Merdeka 118 Precinct)のLook at 118という建物にあるMerdeka Textile Museum(ムルデカ キスタイル ミュージアム)。

Look at 118はムルデカ118を間近に眺められる展望スポットを備えた施設になります。
特徴
ムルデカ キスタイル ミュージアムは、マレーシアをはじめとするマレー世界の豊かなテキスタイル文化を紹介する博物館です。
館内には8つのテーマ別ギャラリーがあり、伝統衣装やソンケット、バティックなどの織物を通して、その歴史や文化、受け継がれてきた職人技に触れることができます。

展示の中心となっているのは、マレーシアの文化・伝統衣装研究に尽力したAzah Aziz(アザ・アジズ)氏の個人コレクション。
生涯かけて収集したコレクションが多数展示されています。
展示物

館内に入ってすぐのスペースでは、織物に使われる染料の素材や色についての展示を見ることができます。

植物などの自然素材から生まれる色や、東南アジア各地で受け継がれてきた織物文化についての解説もあり、布の色や模様に込められた伝統や技法を知ることができます。

赤という色ひとつをとっても、実にさまざまな色合いがあることがわかります。

織物の染色に使われる植物の素材も紹介されています。

なかでも、深い青色を生み出すインディゴは、伝統的な染色に用いられてきた染料のひとつです。

それぞれの素材から、どんな色が生まれるのか?
そんな染色の面白さを実感できる展示です。


館内には、様々な織物が展示されています。

こちらは木製の型と手書きを合わせて作られたバティック。

糸や銀糸を織り込み、華やかな模様を表現する伝統織物のSongket(ソンケット)。
かつては王族や高い身分の人々の衣装にも使われました。

バティックに使用する型も多数展示されています。

マレーシアでは、かつて木製の型を使って布に模様をつける技法も用いられていました。
現在のバティックへとつながる、伝統的な染色・模様付けの技法の変遷を知ることができます。
ショート動画で見るムルデカテキスタイルミュージアム

入場料
2026年8月オープン時から9月末ごろまでは、無料で開放されていましたが、2026年10月から入場料がかかるようになっています。

マレーシアのICカード(MyKad)を持っていない、非マレーシア人の大人料金はRM50になります。(2026年10月時点)
休館日は月曜日です。
入場料については、今後変更される可能性があるので、最新情報はミュージアム公式サイトを確認してください。
ロケーション
住所:118, Jln Merdeka, Presint Merdeka, 50150 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
ミュージアムはムルデカ118地区にあるLook at 118という建物にあります。
ムルデカ118メインビルへのアクセスはMerdeka MRT駅が近いものの、Look at 118のそばにモノレールのMaharajalela駅があり、実質的にこちらの方が最寄りになります。
ただ、Merdeka MRT駅を利用し、ムルデカ118地区の敷地内を歩いても簡単にアクセス可能です。
まとめ
ムルデカ キスタイル ミュージアムでは、マレーシアの伝統衣装やバティック、ソンケットなどの織物を通して、この国に受け継がれてきた豊かなテキスタイル文化に触れることができます。
美しい布や繊細な模様を鑑賞するだけでなく、染料の素材や染色の技法、織物にまつわる歴史や文化を知ることができるのも魅力です。
ミュージアム近くには、素敵なショップがあるので、ぜひ一緒に立ち寄ってみてください。






