マングローブの生態系に触れることができるコタキナバルウェットランド。
コタキナバル中心部から車で簡単にアクセスでき、気軽にマングローブウォークを楽しむことができる場所です。
コタキナバルウェットランド

コタキナバル中心部から近い場所にあるKota Kinabalu Wetland(コタキナバルウェットランド)。
朝から夕方まで営業しています。(毎週月曜日は定休日になります)
入場料
外国人向けの入場料は以下の通り。
- 大人:RM20
- 学生/子供:RM15
6歳以下は無料になっています。
なお、入場料は2025年時点の情報に基づきます。
マングローブトレイル

1.5kmのトレイル。
短そうに見えますが、実際に歩いてみると、結構距離があります。

マングローブ自体は歩くのが大変な場所ですが、トレイルが設置されているので歩きやすいです。

展望台のObservation Towerもあります。
ウェットランドでどんなものが観測できる?
オオトカゲ、鳥、魚、カニなどが観測できます。
マングローブの樹木

ウェットランド内にあるマングローブの樹木。


コタキナバルウェットランドに生育する主要構成樹種はヒルギ科のRhizophora mucronataとRhizophora apiculata。
ティラピアの産卵床

マングローブにある円形の穴。
これはティラピアの雄によって作られる産卵床になります。

ティラピアに関する説明書き。
鳥類

鳥が観測できるかどうかはタイミング次第ですが、ウェットランドにある説明書きによると、ベストな観測時間帯は朝または夕方。
私自身は夕方に訪問し、一羽だけ観測しました。
ちょうどマングローブで魚の狩りをしようとしている鳥を見ることができました。
カニ
カニはマングローブ内にたくさんいて、最も見つけやすかったです。

Mud Crab(マッドクラブ)はシンガポールやマレーシアではチリクラブに使われる定番のカニになります。

Fiddler Crab。
雄は片方だけ大きなハサミを持っているところが特徴のカニになります。
観光所要時間は?
どれだけじっくり見て歩くかにより所要時間は変わってきますが、かなりのんびり散策して、1時間30分程度かかりました。
所要時間としては1時間程度が目安になります。
ロケーション
住所:Off, Jln Bukit Bendera, Upper Likas, 88400 Kota Kinabalu, Sabah
コタキナバル中心部から車で10分〜15分程度でアクセスできます。
Grab利用がおすすめです。
Kota Kinabalu Wetlandはどんな人におすすめ?
- マングローブに興味がある人
- 自然が好きな人
…におすすめすることができます。
ちょっとしたマングローブウォークを楽しんでみたい時に足を運んでみてください。
コタキナバル郊外にあるマングローブでは蛍鑑賞できるリバークルーズツアーが行われていて、コタキナバルを訪れる観光客に人気のアクティビティになっています。(ただ、これらのマングローブリバークルーズツアーはコタキナバルから車で1時間〜2時間かかるケースが多く、アクセスがやや大変です)
一方、コタキナバルウェットランドは市内にあるマングローブで、観光客を相手にしたマングローブツアーとは異なり、マングローブを静かに散策できる場所です。
テングザルが見れる場所ではないのでその点に注意が必要ですが、アクセスが良く簡単に訪問できるところがおすすめポイントです。

