ペナン島のナショナルパーク近くにあるBahang Bay Hotel(バハンベイホテル)。
Teluk Bahangビーチへのアクセスが良好でありながら、宿泊料金が非常に安いホテルになります。
この記事ではバハンベイホテル宿泊体験記について紹介します。
ペナンのBahang Bay Hotel(バハンベイホテル)
ペナン島のTeluk Bahangに位置するバハンベイホテル。
バトゥフェリンギの奥にあるエリアがTeluk Bahangになり、ペナン島北西部のほぼ端の離れた場所にホテルがあります。
ホテルのロビーにあるラウンジカフェのSelasih。
チェックインすると、ここでウェルカムドリンクを振る舞ってくれます。
カフェの奥にあるプール。
ホテル内には、ビジネスセンター、コンビニ、ビューティーパーラーなどの施設があります。
ただ、宿泊した時はコンビニとビューティーパーラーは準備中になっていて、利用することができませんでした。
バハンベイホテルでは、自転車のレンタルをしています。
利用時にRM20のデボジットが必要になりますが、自転車返却時に特に問題がなければ、デポジットを返金してくれます。
また、全地形対応車のATV(All Terrain Vehicle)も利用できます。(1台あたり20分でRM60)
バハンベイホテルの客室
バハンベイホテルのデラックスルーム。
客室のサイズは29㎡。
ネイチャービューの客室は、Teluk Bahangの自然溢れる景色を眺めることができます。
シービューの客室の方が高いものの、ネイチャービューも綺麗です。
バハンベイホテルのベッド。
ベッドサイズはやや小さめで、身長が高い人は足がはみ出してしまうことがあるかもしれません。
コンプリメンタリーの飲み物。
インスタントコーヒーと紅茶のティーバッグのシンプルなものが提供されています。
シャワーブース。
水圧は悪くないものの、少しだけ弱いかな…と感じました。
また、シャワーブースのガラスの仕切りがやや短めになっているので、シャワーを浴びていると外側に水が飛び散るところが気になりました。
お手洗い。
アメニティ。
基本的なものは揃っていますが、シャンプーやボディソープがあまり使い心地が良いものではなかったので、こだわりがある場合は持参する方が良いかもしれません。
朝食
バハンベイホテルの朝食。
Nasi Lemakなどをはじめ、種類が豊富です。
ビーフン炒め。
お粥。
バハンベイホテルの朝食では、Benggali Bread(Roti Benggali)が提供されています。
Benggali Breadはペナンのカヤトーストに使われていることが多い伝統的なパンになります。
カヤの味はココナッツと卵の風味が強めで、普通のカヤよりもクセが強めだと感じましたが、バンガリブレッドは美味しいです。
近くにトースターがあるので、サクサクに焼いてから食べると美味しいです。
ハイティー/アフタヌーンティー
バハンベイホテルでは、お昼の12時〜夜の8時までハイティー(アフタヌーンティー)を提供しています。
2人用の1セット、コーヒーまたは紅茶が飲み放題で、RM30とかなり安い値段に設定されています。(日本円で900円ちょっとというイメージ)
E&Oホテルなど高級ホテルのアフタヌーンティーと比較すると、すごくカジュアルな感じですが、価格が安い分、「まぁ、こんなものか…」と許容範囲内でした。
ケーキ類は全体的にどれもイマイチで、1つだけ今まで味わったことがない衝撃的な味でしたが、揚げ春巻きのポピアやサモサなど、揚げ物類は美味しかったです。
ホテルのアフタヌーンティーは、レセプション近くにあるSelasihのほか、朝食会場になっているレストランでも食べることができ、好きな場所を選ぶことができます。
Teluk Bahangのビーチが近い
バハンベイホテルはオンザビーチ型のホテルではありませんが、ホテルから目と鼻の先にビーチがあります。
ホテルの目の前にある道をまっすぐ歩いていくと…
そこにTeluk Bahangのビーチが広がっています。
奥に見えるエリアがナショナルパークです。
パラセイリングやジェットスキーを楽しんだり、馬に乗る体験もできます。
基本的にはバトゥフェリンギと同じようなアクティビティができる場所ですが、人が少なめなので、快適に過ごすことができます。
ビーチとホテルの間の横断歩道の近くに、水が入った桶があり、ビーチからホテルに戻る時は、水で足を洗うようにという指示があります。
宿泊料金
日本円にして、1泊あたり朝食付きで7,000円前後で泊まることができるケースが多い傾向にあります。
しかも朝食2名分付きで7,000円程度なので、すごく安いです。
マレーシアの祭日のピーク時でもホテル料金が高騰せず、安く泊まれるところが気に入っています。
バハンベイホテルのロケーション
住所:15, Jalan Teluk Bahang, Teluk Bahang, 11050 Batu Ferringhi, Pulau Pinang
ペナン国際空港からバハンベイホテルは、車で1時間程度かかります。
ホテルのすぐ前にバス停があり、101と102のバスが利用できます。
Teluk Bahangにあるトロピカルスパイスガーデン、エントピア(バタフライファーム)、エスケープにアクセスでき、10分〜15分程度の所要時間になります。
102のバスはペナン国際空港方面から乗車できますが、空港からホテルまで2時間かかるので、Grabなど車利用を推奨します。
メリット&デメリット
メリット
- ビーチが近い
- スタッフがフレンドリー
- のんびりできる雰囲気
- ホテルから車で5分程度の周辺に美味しいシーフードのお店が多い
デメリット
- 車がないと不便なロケーションにある
- 部屋のエアコンの温度調整が難しい
- バスルームがベーシックな造り
- 水圧がやや弱い
- アメニティが少ない
- 隣の部屋の声や同じフロアのドアの開閉音が気になることがある
メリットもデメリットもありますが、宿泊料金の安さを考慮すると、概ね満足度の高いホテルです。
ホテルがペナン島の端にあり、車がないと何かと不便であることは事実で、ホテルの立地を理解した上で宿泊するのであれば、大きな不満を感じることはないと思います。
もう1つ気になったことは、客室のエアコンの温度調整が難しく、エアコンを使用すると部屋がすごく寒くなったことです。
エアコンの寒さに強い人は問題ないと思いますが、寒さに弱い人はこの点でデメリットになるかもしれません。
総評:バハンベイホテルはどんな人におすすめ?
バトゥフェリンギエリアに泊まったことがあり、もっと落ち着いた自然溢れる場所に泊まりたい人におすすめです。
予算に余裕がある場合で、Teluk Bahangやバトゥフェリンギ周辺に泊まることを考えている場合は、バハンベイホテルの近くにあるAngsana Teluk Bahangを検討してみても良いと思います。
Angsana(アンサナ)はバンヤンツリー系の新しい高級ホテルで、ホテルの目の前がビーチになっています。(ホテル自体はアンサナの方がずっと綺麗です。)
ペナンのビーチエリアに泊まる場合、バトゥフェリンギの方が定番なので、はじめてペナンに遊びに来る場合はバトゥフェリンギエリアのホテルから宿泊先を選ぶ方が無難ですが、個人的にはのんびり過ごすことができるTeluk Bahangもおすすめのエリアです。
以上、ペナンのBahang Bay Hotel(バハンベイホテル)の宿泊体験記についての紹介でした!