海外旅行中の支払いにクレジットカードを使い、帰国後にカードの明細を見て、

交換レート悪いな。こんな金額になってるんだ…。
…と気づくことがありませんか?
クレジットカードからWiseデビットカードに置き換えることで、海外事務手数料を払わず最小限の両替手数料だけで支払いできます。
クレジットカードの海外利用手数料とは?
海外でクレジットカードを利用すると、以下の手数料がかかります。
- 国際ブランドによる基準レート
- カード会社による海外事務処理手数料
具体的には、
利用金額✖️基準レート✖️海外事務手数料
…という形で算出されます。
基準レートはVISAやマスターカードなど国際ブランドが指定するもので、海外事務手数料は各カード会社がそれぞれ定めています。
例えば、代表的なカードの海外事務手数料は以下の通り。
カード会社 | 海外事務手数料 |
---|---|
三井住友カード(VISA/Master) | 3.63% |
JCBカード | 1.6% |
エポスカード(VISA) | 2.2% |
楽天カード(VISA/Master/JCB/AMEX) | 3.63% |
カード会社 | 海外事務手数料 |
---|---|
三井住友カード(VISA/Master) | 3.63% |
JCBカード | 1.6% |
エポスカード(VISA) | 2.2% |
楽天カード(VISA/Master/JCB/AMEX) | 3.63% |

上記は三井住友カードを海外(台湾)で利用した時の明細です。
台湾ドルで3,079の買い物をし、4.8426の交換レートが適用され日本円で14,910円の請求になっています。
同じ日の為替レートが4.73113なので、現地で現金払いすると日本円で14,567円。
343円ほどの差額が生まれます。
上記は三井住友カードの海外事務処理手数料が2.2%の時のもので、現在は3.63%かかるので、差額はもっと大きくなります。
現地で現金払いする場合も、両替所で現地通貨に両替する時に手数料がかかるので、単純比較はできませんが、海外利用手数料自体は結構かかってくるのが実情です。また、海外でカードを利用するたびにかかる手数料なので、トータルで見ると手数料が嵩むこともあります。
海外事務手数料がかからないWiseデビットカード
海外事務手数料がかからないようにしたい時は、Wiseデビットカードの利用がおすすめです。
Wiseには、
- 海外事務手数料がかからない
- ミッドマーケットレートで両替できる
- 両替手数料が格安
…というメリットがあり、クレジットカードの海外利用よりお得です。
私自身、海外旅行中の支払いにWiseを使うことが増えたほか、海外旅行などで使うアプリの支払い用のカードはクレジットカードからWiseデビットカードにほぼ置き換えました。
支払い方法をWiseへの置き換えをおすすめする海外旅行中に使うアプリ
海外旅行中に使うe-HailingやeWallet関連アプリにクレジットカードを登録することでキャッシュレスで支払いできるので、クレジットカードを登録している人は多いはずです。
でも、なんとなく普段お使いのクレジットカードを登録していませんか?
海外でサービスを利用すると海外利用になるので、海外利用手数料がかかってきますが、Wiseデビットカードを登録すれば海外事務手数料をゼロにできます。
Uber

様々な国で広く使われているUber。
Uberを海外旅行で利用するなら、Wiseデビットカードを登録する方がクレカよりお得です。

Grab
現地でタクシーとして使うほか、GrabPayにチャージすることでeWalletとして様々な支払いに使うことができるGrabアプリ。
東南アジア旅行に欠かせないアプリです。
GrabにもWiseデビットカードが登録可能です。

AlipayやWeChat Pay

中国旅行にマストと言える、AlipayとWeChat PayにもWiseデビットカードが登録できます。
AlipayもWeChat Payも「中国以外の海外で発行されたクレジットカードも登録できるようになった!」というニュースが少し前に流れたため、クレジットカード登録をする人がほとんどだと思います。
しかしながら、中国以外で発行されたクレジットカードを登録して中国で使うと海外利用になり海外事務手数料がかかってくるので、AlipayやWeChat PayにもWiseデビットカードを使う方がお得になります。

ケースバイケースでクレジットカードとワイズを使い分ける
普段お使いのクレジットカードで、マイルやポイントを貯めていて、多少手数料が取られてもクレジットカードを使いたいという人は多いと思います。
私自身も高額になる支払いにはクレジットカードを使っています。
ただ、UberやGrabでちょっとした移動をしたり、Alipayなどで食べ物を購入するような少額を使うシチュエーションでは、Wiseデビットカードを使うようにしています。
1回ごとの金額では少なく思えるクレカの海外利用料も、ちりつもで溜まると1回の外食分になっていることもあるので、ケースバイケースでクレジットカードとWiseデビットカードの使い分けをする形がおすすめです。
また、為替レートが良い時に好きなタイミングでアプリ上で両替できたり、規定の回数&金額内であれば手数料無料で現地のATMから現金が引き出せる点もWiseのメリットであることに加え、Wiseデビットカードがあればクレジットカードが使えない時のバックアップにもなるので、海外旅行にはWiseカードがあると心強いです。
