海外旅行にVPNは必要?使うべきシチュエーション【いらないケースもある】

海外旅行にVPNは必要?いるケースといらないケース

「ネットは危険!VPNを使うべき!」と言われるデジタル時代。

普段、VPNを利用していなくても、海外旅行に行くタイミングになって、

もしかして海外旅行中にVPN必要?

こんな疑問がふと頭をよぎることあるかもしれません。

この記事では海外旅行でVPNを使うべきシチュエーションと海外旅行におすすめVPNについて紹介します。

この記事のポイント
  • 海外旅行中に公衆Wi-Fiを使う予定ならVPN利用推奨
  • 海外旅行中に日本のVODが見たいならVPN必須
  • VPNを使わずに旅行用eSIMやスマホの海外データローミングで乗り切る方法もある
  • 海外旅行用eSIM購入を検討しているなら、VPN機能が使えるSailyの通常プランまたはウルトラプランの検討も◯
目次

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海外旅行にVPNは必要?どんな時に使うべき?

  • 海外旅行先のホテルやカフェでWi-Fiを使う時
  • 海外滞在中に日本のVODを視聴したい時
  • 重要なデータを取り扱う時
  • ネット接続に規制がある国でネット利用する時

海外旅行先でWi-Fiを使う時

日本&海外問わず、公共Wi-Fiを使う時はVPNを利用することをおすすめします。

すべてのWi-Fiが危ないわけではないものの、公共のWi-Fiを使うとデータ漏洩のリスクが高くなります。

VPNを使うことによって情報漏洩を防ぐことができるイメージ

最近はカフェなどの飲食店に偽Wi-Fiが仕掛けられているケースも報告されているので、十分に気を付ける必要があります。

私はホテルのWi-Fiを利用してWordPressを使った時に不正アクセス試みの痕跡を多数確認し「やっぱり危ない…」と感じたので、それ以来、VPNなしで公共のWi-Fiは使っていません

VPN接続することで、セキュリティやプライバシーの脅威からある程度身を守ることが可能です。

海外旅行中にVODを利用したい時

普段、日本で使っているVOD(ビデオオンデマンド)は海外に行くと使えないケースが多いです。

アマプラのように一部のコンテンツは海外から見えるものもありますが、U-NEXTABEMAなど、日本国内向けに配信されているコンテンツは海外IPアドレスのままだと見ることができません

旅行前に見たいコンテンツをダウンロードしておき、旅先で視聴することも一案ですが、海外旅行先でも自由に見たい場合はVPNが必要になります。

VODに加え、TikTokなど地域制限があるソーシャルメディアも、海外から日本向けコンテンツが見れなくなるので、VPNが必要になります。

重要なデータを取り扱う時

セキュリティとプライバシー保護の観点からVPNが重要なことを示すイメージ

仕事で重要なデータを取り扱う時はVPNでセキュリティを高める方が安心です。

また、仕事だけに関わらず、プラベートなデータを取り扱う時も注意が必要になります。

例えば、海外旅行先でネットやアプリを使って公共交通機関の割引切符やテーマパークのチケットを購入することがあると思いますが、クレジットカード情報が含まれるデータを取り扱う時はVPN接続する方が安全です。

公共Wi-Fiを使っている時にクレカ情報を入力することはリスクしかありません。

ネット接続に規制がある国に旅行する時

例えば、中国

グレートファイアウォールという政府のネット検閲システムが敷かれている中国においては、グーグルなど普段使っているサービスが使えなくなるので、VPNが活躍します。

ただ、VPNの中には中国で繋がらないものもあるので、中国で繋がるVPNを選ぶことが重要になります。

信頼性の高いVPNを使うことが重要

ここまで「VPNがデータを守るために重要!」と言ったものの、

VPN=100%安心&安全

…ではありません。

VPN経由で情報が漏洩することもあるため、

信頼性の高いVPNを使う

これがポイントです。

VPNには無料のものもありますが、セキュリティの観点からは有料のVPN、そして実績ある企業のVPNを選ぶことが重要になります。

海外旅行におすすめのVPN

一般的な海外旅行の場合、以下のVPNがおすすめです。

MillenVPN以外は海外のVPN会社になりますが、どれも日本語対応しているので特にわかりにくいことはなく使いやすいです。

料金が安いのはSurfsharkですが、通信速度はNordVPNやExpressVPNが速い印象です。

また、信頼性という意味ではProton VPNがおすすめですが、海外から日本のHuluが見れなかったので、Huluが見たい人は他社のVPNを選ぶ方が無難です。

海外旅行先によって選ぶべきVPNが変わる

VPNが規制されている国では、現地で繋がるかどうかが最も重要視すべきポイントになります。

実際に有名なVPNでも中国では繋がらないケース&繋がっても通信速度が遅いケースがあります。

中国で利用するなら、中国のVPN接続に力を入れているMillenVPNと契約し、MillenVPN Native OpenConnectでVPN接続する形がおすすめです。

また、MillenVPNには7日間、15日間、30日間ワンタイムプランがあり、旅行中だけ使いたい時に便利です。

ただし、ワンタイムプランは返金保証対象外になっていて、旅先で繋がらず使えなくても返金されないので、その点に気をつけてください。

MillenVPNの場合、12ヶ月または24ヶ月のサブスクプランが返金保証の対象になっているので、繋がらなかった時のリスクを考慮すると、サブスクプランで申し込む方が良いケースもあります。

VPN付帯のeSIMを使う方法もある

スマホ利用のみの場合

海外旅行用eSIMの購入を考えている場合、Saily(セイリー)を検討してみても良いと思います。

Sailyは単なるeSIMではなく、仮想場所や広告ブロッカーといったセキュリティ機能が備わっていて、特に便利なのが仮想場所

海外にいても仮想場所を日本に設定することで、地域制限のあるコンテンツにアクセスできます

eSIMなのにVPNのように使えるってすごい!

…と感動したeSIMです。

Sailyを海外で使ってみたところ、日本のTikTok、ネトフリ、アマプラなどにアクセスできました。Huluに関しては以前は見れたものの、最近試してみたらブロックされて見れなくなっていました。

絶対にHuluが見たい!ということでなければ、eSIM購入でVPNの機能も使える非常に便利なサービスなので、「海外旅行用のeSIM買おうかな…」という時は、ぜひSailyを検討してみてください。

Sailyをはじめて利用する時は、以下の紹介コードを入力すると、US$5(1ドル150円とすると約750円)割引が利用できます。

割引紹介コード

LOGECO4599

仮想場所の設定方法は以下の記事で紹介しています。

スマホとパソコン利用の場合

2025年に新発売されたSailyのウルトラプランは、

  • 30GB/月の高速データ通信
  • NordVPNなどのセキュリティツール
  • 空港ラウンジ
  • ファストトラック

…などがセットになったグローバルeSIMで、世界113以上の国や地域で利用することができます。

セイリーを運営するのはNordVPNと同じNord Securityで、ウルトラプランを使っている間はNordVPNのサブスクが無料で使えます。

ウルトラプランの月額はUS$59.99なので、

えっ、高い…。

…と感じてしまうかもしれませんが、高速通信30GB、無料空港ラウンジ、ファストトラック、VPN利用がセットで、59.99ドルはお得です。

海外ラウンジ利用だけでも、自腹だと6,000円〜8,000円程度かかることが多いので、旅行中にラウンジを使うことを検討している場合はウルトラプランは要チェックです。

何よりもNordVPNのサブスクが無料で使え、スマホでもパソコンでもVPN利用が可能になるので、海外旅行中にパソコンでもVPNを使いたい人におすすめのプランです。

割引クーポンコード

ウルトラプラン購入時に以下のクーポンコードを使うと、10%割引になります。

LIFESTYLING10

VPNは絶対に必要ではない?

  • スマホの海外データローミングを利用し、パソコンを利用する時はテザリングする場合
  • Wi-Fiに繋いでもネットニュースを見たりYouTubeを見るだけの場合

スマホの海外データローミング利用かつパソコンを使う場合はテザリングして接続する場合は、VPNがなくてもいいかな…と思うところがあります。

また、Wi-Fiに繋いだとしても、重要なデータを扱わず、ネットサーフィンするくらいならそこまで危険ではないことも多いので、正直なところ海外旅行にVPNがなくても何とかなるケースも多いです。

ただし、危険なフリーWi-Fiもあり、知らずに接続してしまうリスクを鑑みると、Wi-Fiはむやみに使わないかVPNを使う方が安全です。

「中国=VPNが必須」ではない

中国=グーグルやLINEが使えない=VPNが必要

中国=グーグルやLINEが使えない

VPNが必要

…というイメージがあるものの、普段日本でお使いのスマホを海外データローミングすれば、中国からもGoogleマップやLINEなどが使えます

ただ、何らかの障害で接続できないことがあるかもしれないので、バックアップとしてVPNを準備していくことも一案です。

海外データローミングの活用も便利

近年、海外ローミングできる通信会社は以前よりグッと増えてきていますが、定番人気は追加料金なしで利用できるahamoと楽天モバイル。

利用できる国&地域月間データ容量(無料分)基本料金
ahamo91以上30GB2,970円
楽天モバイル70以上2GB1,078円
2025年2月時点の情報に基づきます
スクロールできます
利用できる国&地域月間データ容量(無料分)基本料金
ahamo91以上30GB2,970円
楽天モバイル70以上2GB1,078円
2025年2月時点の情報に基づきます

ahamoは海外でも利用できるデータ容量が30GBと大きく、旅行中にデータの残量を気にすることなく使えます

楽天モバイルに関しては毎月2GBまでは無料になっていますが、

海外ローミングエリアの高速データ容量を使い切った場合、海外ローミングエリアでの通信速度が最大128kbpsに制限されます。超過後は1GBあたり500円(不課税)のデータチャージにて、高速通信の利用が可能です。

…となっていて、足りなくなった時は追加でチャージできるので便利です。

海外データローミングは料金が高いケースもあるので、お使いの通信会社の海外データローミング詳細を確認するようにしてください。

データ無制限のeSIMを使う方法もある

データ無制限のeSIMを海外旅行で使用する場合、パソコンをテザリングして繋げて、VPNなしで乗り切ることも可能です。

ただ、パソコンに関してはVPNを使ってホテルのWi-Fiに繋げる方が使いやすかったり、高速で使えることがあるので、VPNを利用する方が快適なケースが多いです。

まとめ:海外旅行中はVPNがある方が便利

旅先でどんなネットの使い方をするのかによりVPNがいるケースといらないケースがあります。

  • 海外旅行でWi-Fiを使う予定がある場合(特に機密性の高いデータを取り扱う場合)
  • 海外旅行中に日本のVODが見たい場合

こんなケースはVPNが必要になるので、VPNの契約を検討してみてください。

VOD利用がメインならNordVPN、安さを追求するならSurfshark、日本語での充実したカスタマーサポートならMillenVPNがおすすめです。

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この記事を書いた人

マレーシア在住、本サイトのローカルガイド。
現地在住ならではの旬な情報をお届けします。

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