クアラルンプールで美味しいパンケーキを提供するYellow Brick Road。
パンケーキが人気のカフェですが、マレーシアのバリスタチャンピオンシップで優勝経験を持つ経営者がいるYellow Brick Roadは美味しいコーヒーを楽しむ場所としてもおすすめのカフェです。
Yellow Brick RoadはPlaza Bataiに店舗がありましたが、2022年5月に移転しています。以下で使用している店舗画像は移転前のものになります。
クアラルンプールにあるYellow Brick Road
2015年にオープンしたYellow Brick Road。
Yellow Brick Roadはバリスタ、シェフ、建築家、デザイナーという4人の共同経営者によって立ち上げられたカフェになります。
Yellow Brick Roadの店内。
お店の外にも座席があります。
店名の由来は『オズの魔法使い』の黄色いレンガ道
店名のYellow Brick Roadは『オズの魔法使い』に出てくるエメラルドの都に続く道の黄色いレンガ道(Yellow Brick Road)が由来になっています。
『オズの魔法使い』はドロシー、カカシ、ブリキの木こり、ライオンたちが願いを叶えてもらうという同じ目的を持ってエメラルドの都を目指し冒険がはじまるという童話ですが、共通する理念や理想像を持ってカフェ事業をはじめたYellow Brick Roadの経営者たちの心意気が店名のYellow Brick Roadに反映されています。
Yellow Brick Roadのコーヒー
Yellow Brick Roadの共同経営者の一人であるJason Looさん。
マレーシアのバリスタチャンピオンシップで何度も優勝経験を持つ人です。
さらにYellow Brick Roadで使われているコーヒー豆は、マレーシアの有名なロースタリーであるArtisan Roasteryから仕入れたものを使っていて、Yellow Brick Roadのコーヒーはいつ飲んでも美味しいです。
パンケーキが人気のYellow Brick Roadですが、個人的にはコーヒーもパンケーキと同じくらいおすすめです。
Yellow Brick Roadのドリンクメニュー。
エスプレッソ系コーヒーメニューのほか、コールドプレスコーヒー、コールドプレスのフルーツジュース、ほうじ茶&抹茶などがあります。
モチモチ食感!Yellow Brick Roadのパンケーキ
Yellow Brick Roadの人気メニューと言えば、パンケーキ。
その特徴は独特のモチモチ感。
カフェの上階にYellow Brick Roadの経営者が関わっているWicked Pancake Parlourというお店があり、Yellow Brick RoadのパンケーキはWicked Pancake Parlourが手がけています。
メニューにもPancakes by Wicked Pancake Parlourと記載されています。
パンケーキメニューにはセイボリー系とスイーツ系のメニューがあります。
ユニークなメニューが色々ありますが、一番シンプルなパンケーキはMinimalist(ミニマリスト)で、普通のパンケーキにメイプルシロップとバターがセットになっているオーソドックスなパンケーキメニューになります。
緑色をしたパンケーキはPeter Pandan(ピーターパンダン)。
マレーシアの料理やお菓子作りに欠かせないパンダンを使ったパンケーキです。
パンケーキの上にあるものは塩キャラメルのアイスクリームで、これがパンケーキに良く合います。
プレートに添えられているグラマラッカのシロップをかけて食べます。
黄色いものはジャックフルーツ。
チョコレート好きにおすすめできるパンケーキはChocolate Anonymous。
チョコレートアイスクリームにNutella(ヌテラ)ソース、そしてブルーベリーとストロベリーが添えられたチョコレートづくしのパンケーキです。
ヘーゼルナッツベースのチョコレート風味のスプレッドであるヌテラは食べ出すと止まらなくなる中毒性があります…。
パンケーキをタコスにしたPancake Tacos
ユニークなパンケーキメニューとしては、Pancake Tacos(パンケーキタコス)。
パンケーキ生地をタコスのようにしたユニークなメニューで、なかのフィリングにはPulled Beef(プルドビーフ)、アボカド&エッグ、チキンカツなど様々です。
Tempura Unagiはうなぎの天ぷら、キャベツの千切り、マヨネーズ、とんかつソースなどを使った日本風のパンケーキタコスになります。
とんかつソースとマヨネーズ、そしてキャベツの千切りを使っていることから、お好み焼きを彷彿とさせる味がします。
チキンカツを挟んだパンケーキタコスも日本の風味を持ちます。
そのほかのメニュー
パンケーキ以外のメインメニューとしては、ブランチセット、ハンバーガー、パスタ、丼物などがあり、メニューのバリエーションは多岐に渡ります。
ブランチメニュー。
丼物やパスタのメニュー。
Yellow Brick Roadのメニュー名もユニークなものが多く、例えば上記画像の一番上にある「Balik Kampung(バリッ カンポン)」。
Balik Kampungは実家や故郷に帰る時に使うマレー語で、直訳すると田舎に戻る。
マレーシアで連休や祝日などが近くと、よく耳にする日常的なフレーズです。
Yellow Brick RoadのBalik Kampungはマレー料理のAyam Percikを使ったメニューで、ターメリックライスにマンゴーサラダ、ポーチドエッグが添えられた料理になります。
ソルテッドエッグを使ったパスタ。
Yellow Brick Roadにはソルテッドエッグを使ったメニューが多めです。
パスタメニューには、うなぎ明太子、スパイシーサバスパゲティがあります。
ハンバーガーには、myBurgerLabとコラボしたハンバーガーもあります。
公式サイトに全メニューが掲載されているので、詳細や価格情報を確認したい場合は公式サイトを訪問してみてください。
Yellow Brick Roadの新ロケーション
住所:Lot A-GF-03, 5th Place @ The Five No.49, Kompleks Pejabat Damansara, Jalan Dungun, Bukit Damansara, 50490 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
本記事の冒頭で紹介した通り、Plaza Bataiから店舗が移転しています。
新しい店舗はMRTのSemantan駅すぐの場所にあります。
また、新店舗の近くには、Qraというスーパーがあります。
まとめ
モチモチ&ふかふかのパンケーキが美味しいYellow Brick Road。
パンケーキが好き!という人におすすめすることができるカフェです。
以上、Yellow Brick Roadについての紹介でした!