povo2.0のeSIMに海外から乗り換えてみた|手続所要時間は30分!

海外在住者が日本通信SIMからpovo2.0のeSIMに乗り換えた体験談

2023年7月20日から海外ローミングサービスが開始したpovo2.0

この記事では海外在住日本通信SIMのeSIMからpovo2.0のeSIMに乗り換えた体験談実際の手続き内容について紹介します。

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結論
  • povo2.0への乗り換え手続きは海外でも問題なく行えた
  • 2025年になってから、2回線目の新規契約を海外からした時はアクティベートが完了しないトラブルがあったものの、サポートに連絡したら繋がった(povo側で海外データローミング機能をONにしてもらう必要があった)
  • 海外で機種変更した時はeSIMクイック転送が利用できなかったものの、eSIM再発行手続きをして問題なく使えた
目次

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povo2.0のeSIM申し込みに必要なもの

  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)
  • クレジットカード
  • eSIM対応したSIMフリー/ロック解除済みのスマホ
  • Wi-Fi環境

これだけです。

海外から申し込み→手続きできた!

一時帰国時に日本で手続きしようと考えていたのですが、しばらく帰国する予定がなかったので、海外(マレーシア)から手続きをしてみました。

結果、問題なく乗り換えができました。

海外で日本からのSMS受信もできています。

2024年に乗り換え手続きした時は海外からでもすぐに繋がったのですが、2025年になって2回線目の契約をした時はアクティベートできないトラブルがありました。詳細は後述する「eSIMをアクティベートできないトラブル」にまとめていますが、現在海外から手続きする時はpovoチャットサポートに連絡する必要があるかもしれません。

povo2.0のeSIM開通手続き所要時間

日本通信SIM側でMNP予約番号取得からpovo2.0のeSIM開通まで24時間以内で完了しました。

内訳は以下の通り。

  • 日本通信SIMでMNP予約番号取得:約21時間
  • povo2.0の手続き:約30分

eSIMでの手続きだったこともあり、即時開通できました。

日本通信SIMからpovoへの乗り換えにはワンストップが利用できますが、今回は事前にMNP予約番号を取得するツーストップ式で手続きしました。

手続時間は30分だけ【即時開通】

povo2.0側の手続きは、本人確認の待ち時間を含め、約30分で完了しました。

本人確認の写真撮影で何度か撮り直しをしたので少し時間がかかりましたが、スムーズにいけばもっと早く手続きが完了すると思います。

2025年になって2回目の手続きした時は、マイナンバーカードの場合はカードの読み取りだけで、写真撮影が不要になっていました。本人確認が速攻で終わったので、かなり簡単でした

日本通信SIMのMNP予約番号発行所要時間

日本通信SIM公式サイトの情報によると、通常4日前後かかると記載されています。

そのためのんびり待っていたのですが、24時間以内に発行されました。

ただ、時間がかかるケースもあると思うので、MNP予約番号発行は少し時間に余裕を持って発行した方が良いかもしれません

日本通信SIMのMNP予約番号取得ボタン

日本通信SIMでMNP予約番号取得する場合、「各種お手続き」の「MNP予約番号取得」を選択。

「予約番号発行を申し込む」ボタンをタップするだけです。

日本通信SIMのアプリでMNP予約番号取得の手続きをしたところ

手続きが完了すると、Eメールで連絡がきます。

日本通信SIMからpovo2.0への乗り換え手続き方法

  • 申し込み
  • 本人確認
  • 移転元への照会
  • 回線切り替え&SIM有効化
  • eSIM設定

申し込み

povo2.0のアプリ登録画面

povo2.0のアプリをインストールして開きます。

「初めての方はこちら」をタップ。

povo2.0のプラン選択画面
  • データ専用
  • 通話+データ

…からいずれかのプランを選択します。

通話が必要な場合は、通話+データを選んでください。

povo2.0の契約タイプとSIMタイプ選択画面

契約タイプSIMタイプを選択。

私は同じ携帯番号を使いたかったので、「他社/UQモバイルからの乗り換え」を選択し、SIMはeSIMを選びました。

povo2.0のアカウント登録画面

続いて、アカウント登録をします。

メールアドレスを入力して「次へ」ボタンをタップ。

メアドに6桁の認証コードが送信されるので、アプリに入力するとアカウント登録ができます。

povo2.0のお申し込み内容の確認

申し込み内容の確認をします。

この時にキャンペーンコードがあれば入力して適用させます。

最後に、重要事項説明・利用規約に同意します。

povo2.0のお支払い方法の設定画面

支払い方法を設定します。

クレジットカード等の情報を入力します。

クレジットカードが有効かどうかの確認がカード会社からあるので、認証コードを入力してください。

本人確認

povo2.0の本人確認の流れ

ステップが表示されるので、「次へ進む」ボタンをタップ。

povo2.0の本人確認書類の選択画面

本人確認の手続きに進みます。

本人確認書類を選び、指示に従って本人確認書類を提出します。

上述した通り、マイナンバーカードの場合はカードの読み取りだけでセルフィーは不要になっています。

povo2.0の本人確認書類完了画面

本人確認書類の手続きを終えたら、「次へ進む」ボタンをタップ。

povo2.0の契約者の情報入力画面

契約者情報の内容を確認、必要事項を入力します。

移転元への照会

povo2.0のMNP予約情報入力画面

MNP予約番号を取得済の場合は、携帯電話番号とMNP予約番号に入力。

MNPワンストップを利用する場合は「MNP予約番号をお持ちでないお客さま」から手続きしてください。

povo2.0の本人確認中の表示

MNP予約番号を入力すると、「本人確認中です」という表示に切り替わります。

本人確認に時間がかかると思っていたのですが、5分で完了しました。

手続きをする時間が夜間の場合は確認作業に時間がかかることがあります。

回線切り替え&SIM有効化

povo2.0への切り替え/eSIM発行画面

本人確認が終わると、アプリの画面がリフレッシュされ、で次のステップに進むことができるようになります。

「povo2.0への切り替え/eSIMを発行する」をタップ。

SIM有効化の手続きは9時30分〜20時の間に行う形になっています。20時以降に有効化すると、翌9時以降に有効になります。

povo2.0のSIMの有効化受付画面

「SIMの有効化を受け付けました」と表示されます。

有効化が完了すると、Eメールで完了のお知らせが届きます。

eSIM設定

povo2.0のeSIM設定画面

SIMが有効化されたら、eSIMの設定をします。

「eSIMの設定」ボタンをタップ。

povo2.0のeSIMプロファイルダウンロード画面

「eSIMプロファイルをダウンロード」をタップ。

「新規eSIMをアクティベート」の表示が出るので、「許可」を押します。

povo2.0のeSIMアクティベート中画面

「eSIMをアクティベート」が表示されます。

povo2.0のeSIMアクティベート中のオフするモバイル通信プラン選択画面

普段、海外で使っているモバイル通信プランと日本通信SIMのプランがあったので、「オフにするモバイル通信プランを選択」のメッセージが表示されました。

ここでは日本通信SIMのプランをオフにしました。

通常であれば、これでpovo2.0が使えるようになるはずです。

ネットワークに繋がらない?トラブル解決方法

eSIMの設定をする最終段階で、「ネットワークに接続中」のまま繋がりませんでした。

原因は日本通信SIMのプロファイル

iphoneのプロファイル設定画面

iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」からプロファイルを削除できます。

povo2.0でeSIM設定が完了した画面

日本通信SIMのプロファイルを削除したら、povo2.0にすぐ繋がり、「povo2.0へようこそ」が表示されました。

繋がらない場合は、余計なプロファイルが残っていないかチェックしてみてください。

eSIMをアクティベートできないトラブル

povo2.0で2回線目の新規契約をした時に、eSIM有効化まではスムーズにいったものの、eSIMプロファイルのインストールでエラーが発生し、アクティベートできない問題に直面しました。

具体的には、モバイル設定の画面で「アクティベート中」の表示が続いたのち、「アクティベートできなかったので、povoに問い合わせてください」というメッセージが表示されました。

povo公式サイトに記載されているトラブルシューティングを全部試してみたものの、繋がらなかったので、povoのチャットサポートに連絡しました。

結果としては、海外にいることから、海外ローミングの手続きが必要ということで、チャット上で本人確認書類を提出の上、povo側で海外ローミング機能をONにしてもらい、端末の再起動をしたら、電波がネットワークに繋がりました。

1回線目の契約時は海外にいてもそのまま繋がったのですが、現在は海外から手続きする際にチャットサポートに連絡して海外ローミングの機能を有効化してもらわないとアクティベーションが完了しないかもしれません。

povoのチャットサポートは対応がはやく、すごく丁寧なので、色々試してみて繋がらなかった時は連絡してみてください。

すごく満足度が高く、「これからもpovoを使い続けよう」と感じました。

海外でデータローミングする時の設定方法

海外データローミングを使う時は、povo2.0で海外用のデータトッピングを購入した上で、スマホの「データローミング」をONにすれば使えます。

povo2.0の海外データトッピング

こちらが海外データトッピング

データローミング設定画面

データローミングの切替は、iPhoneなら「設定」→「モバイル設定」で手続き可能です。

海外でSMSだけ受け取りたい場合は、データローミングはオフにして、回線だけをONにしておけばOKです。

povo2.0の海外データトッピングはすごく安いわけではないので、海外旅行に行く時は他社のeSIMを購入する方がおすすめです。

海外で機種変更した時の対応

新しいスマホを海外で購入し機種変更したのですが、

海外で機種変更しても大丈夫?

…と少し不安だったものの、povo2.0のeSIM移行手続きは問題なくできました

eSIMクイック転送は使えなかった

povo2.0では、eSIMクイック転送に対応したiPhoneやiPadを使っている場合、端末の設定メニューからeSIM再発行の手続ができ、eKYCによる本人確認が不要で、自動でeSIMをダウンロードできるようになっています。

iPhoneからiPhoneへの機種変更だったので、eSIMクイック転送を試してみたのですが、下記スクリーンショットのエラーメッセージが表示されました。

海外でpovo2.0のeSIMクイック転送した時のエラーメッセージ

povo2.0公式サイトを確認したところ、「日本で発売されたiPhone/iPad以外は動作保証しておりません」となっています。

海外で発売されたiPhoneを購入したので、エラーメッセージが出た可能性があり、eSIMの再発行手続きをしました。

海外からeSIM再発行手続きでOK

eSIM再発行手続きは、新規契約時の流れとほぼ同じで簡単でした。

eKYCによる本人様確認後、本人確認が完了するまでに2時間以上かかりましたが、あとはeSIMプロファイルを新しいスマホにダウンロードするだけでした。

海外から問題なく手続きできたので、povo2.0にして本当に良かったと感じました。

まとめ

180日ごとのトッピングが必要であるものの、使わない時は0円で運用できるpovo2.0。

「海外からでも申し込みできるかな?」と不安だったものの、拍子抜けするくらい簡単に手続き完了することができました。

以上、海外からpovo2.0に乗り換え&新規契約する手続き内容についての紹介でした!

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この記事を書いた人

マレーシア在住、本サイトのローカルガイド。
現地在住ならではの旬な情報をお届けします。

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