100円程度から購入できるKKdayの激安eSIM。
利用する前は、

きちんと繋がり通信速度は出る?
…と心配だったのですが、実際に使ってみて、
安いけどちゃんと使える!
…と想像の上をいく満足度の高さがありました。
この記事ではマレーシア在住の私がクアラルンプールでKKdayのeSIMを使ってみたレビューについて紹介します。
- 安かろう悪かろうではなく、安くて品質も良かった
- マレーシアではcelcom回線に繋がり、5Gが利用できた
- 同じ価格帯のKlook(RedteaMobile)のeSIMよりずっと通信速度が速かった

- 他社と比較して料金が安い
- 安いものの、きちんと繋がり通信速度も問題ない
- 特になし
KKdayのeSIMの口コミは良い?評判
マレーシアで利用できるKKdayのeSIMの評判は、概ね良好です。
一方で、
- 繋がらなかった
- 最終日に使えなくなった
- サポートに問い合わせた時に対応が良くなかった
…という良くない口コミ投稿もあります。
個人的に気になったのは、コタキナバルで利用した人が繋がりにくかったと言っていた口コミです。
私自身はコタキナバルで使っていないので、コタキナバルでの通信状況は確認できていませんが、クアラルンプールで利用する分には問題ありませんでした。
KKday eSIMのプランと料金
渡航先の国や地域によって料金は異なりますが、大抵100円程度からの激安eSIMがあります。
さらに行き先によってはセールが実施され、一番安いプランだと50円ということもあります。
マレーシアの料金

マレーシアの場合、500MB/日が102円。
50%オフのセールが実施されている時は51円で購入できます。
実際には500MBだけ購入することはなく、少なくとも1GB以上のデータを購入するケースが大半だと思いますが、5GB/5日でも2,300円程度なので手頃な価格帯です。
また、アジア周遊eSIMもあり、周遊プランも安くなっています。
マレーシアにおけるKKdayのeSIMの使い心地
クアラルンプールでKKdayのeSIMを利用してみたところ、通信速度は問題なく、サクサクネットが使えました。
通信速度計測結果
fast.comとspeedtestでKKdayのeSIMの通信速度を計測してみた結果がこちら。
使ったデバイスはiPhone15です。

下りMbps | 上りMbps | レイテンシ/Ping | |
---|---|---|---|
fast.com | 51 | 29 | 98 |
speedtest | 107 | 20.5 | 157 |
下りMbps | 上りMbps | レイテンシ/Ping | |
---|---|---|---|
fast.com | 51 | 29 | 98 |
speedtest | 107 | 20.5 | 157 |
fast.comとspeedtestの結果に割と大きな差が出ていますが、実際にネットを使った感じでは普通にサクサク動く感じでした。
テザリングも問題なくできましたが、繋いだデバイスでのネット速度がやや遅いように感じました。
ただ、これは電波の状況や通信状況、繋げるデバイスにもよるところがあると思います。
hotlink(Maxis回線)との比較
普段、マレーシアで利用しているhotlink(Maxis回線)とKKdayのeSIMの通信速度を比較してみました。

下りMbps | 上りMbps | Ping | |
---|---|---|---|
kkday | 107 | 20.5 | 157 |
hotlink | 63.8 | 22.3 | 34 |
下りMbps | 上りMbps | Ping | |
---|---|---|---|
kkday | 107 | 20.5 | 157 |
hotlink | 63.8 | 22.3 | 34 |
2回計測したうち、2回ともKKdayの方が下りと上りの速度が速く、Pingに関してはhotlinkの方が圧倒的に低いという結果になりました。
体感ではどちらも大差なく、ほぼ同じくらいの速さでしたが、Pingの値が低いhotlinkを使った時の方がややサクサク動くという印象でした。
ただ、普通にネットを使う分には、KKdayのeSIMも十分な速さが出ていました。
KKdayのeSIMの購入方法

KKday公式サイトにアクセス。
Wi-Fi/eSIMのカテゴリーを選択したり、検索窓に「行き先+eSIM」を入力して検索してください。
ここでは「マレーシア eSIM」で検索しました。

マレーシアで利用できる様々なeSIM商品が表示されます。
どれも手頃な料金の商品が多いものの、今回選んだのはマレーシア マキシス(Maxis) / セレコム(Celcom) eSIMになります。

MaxisとCelcom(Celcomedigi)は、どちらもマレーシアの大手通信会社になります。
それぞれ別会社なので、商いずれかの回線に繋がるという意味の商品名になっていると思いますが、私が利用した時はcelcomの回線に繋がりました。

プランを選択します。
eSIM利用開始日の14日前までの予約/購入で、マレーシアの指定ツアー商品に使える10%割引クーポンがもらえるプランもあります。

利用日、データ容量、日数、枚数を選択します。

ログインしていない状態で購入手続きに進むと、「KKdayにログイン/登録」画面が出るので、ログインまたは会員登録します。

支払い方法を選択し、詳細を入力します。

内容に間違いがなければ、「申込内容を確定して、決済する」ボタンを押します。

決済が完了したら、eSIM購入完了です。

KKdayに登録しているメールアドレスにバウチャーが届くのでチェックします。

こちらがバウチャー。
バウチャーにあるQRコードをスマホで読み取ってeSIMのインストールを行います。
パソコンなどの他のデバイスでQRコードを表示し、スマホでスキャンすると便利です。
KKday eSIMの使い方

iPhoneの場合、「設定」→「モバイル通信」を選択。

「SIM」にある「eSIMを追加」をタップ。

「QRコードを使用」を選択。

カメラが立ち上がるので、KKdayのバウチャーにあるQRコードをスキャンします。
QRコードがスキャンできない場合は、「詳細情報を手動で入力」を選択してください。

eSIMのアクティベートが開始するので、「続ける」をタップ。

「モバイル通信設定完了」が表示されたら「完了」をタップ。

アクティベートしたKKdayのeSIMに任意の名称がついているので、必要に応じて変更します。

カスタム名称に好きな名前を入力すると変更可能です。

KKday eSIMのデータローミングをONにすると、現地でネット利用ができます。
なお、KKdayのマニュアルには、「音声通話とデータ」の部分を5Gではなく、「必ず4GまたはLTEに変更してください」となっています。
これにより、よりスムーズな通信ができるとなっていますが、私は5Gオートのまま使いましたが、特に大きさ差はありませんでした。

海外で利用する時は、「モバイルデータ通信」にKKdayのeSIMが選択されていればOKです。

デフォルトの音声回線は普段お使いの主回線を設定しておくと、海外でも電話の送受信が可能です。
ただ、海外通話による費用発生を防ぎたい場合は回線をオフにするか、通常の電話回線を使わずLINEなどの通話アプリを利用するようにしてください。
同じ価格帯のKKdayとKlook eSIM比較
どちらも100円程度のeSIMを販売しているので、

どっちのeSIMがおすすめ?
…と迷うことがあると思います。
以前、KlookでRedtea MobileのeSIMを購入したことがあるのですが、かなり速度が遅かったので、購入するならKKdayの方がおすすめです。
KKdayで購入したeSIMの通信事業者はChina Mobileで、これまでの経験からChina MobileのeSIMはきちんと繋がり、通信速度も問題ないと感じています。

総評:KKdayのeSIM
KKdayのeSIMを使ってみて、
- eSIMの価格が安い
- 通信速度も問題なし
- マニュアルはシンプルだけどわかりやすい
…という感想を持ちました。
すごく安いので「あんまり速度が出ないだろうな」と思っていましたが、想像していたよりも速く、きちんと使うことができました。
ただ、繋がらなかった時のサポートが海外になるようなので、この点がはじめてeSIMを利用する人は不安に感じることがあるかもしれません。
この場合、eSIM-sanなど日本語サポートが充実した日本企業のeSIMを選ぶ方が安心感があるので、ケースバイケースで選択してください。


